HTTPを無効にする
HTTPSを有効にした場合、セキュリティ向上のためHTTPを無効にすることができます。
HTTPを無効にした場合、次の制限があります。
WSDPrint(Web サービス デバイス 印刷)が使用できなくなります。
Configuration Toolの[ロールマネージャー]が使用できなくなるので、本機へのアクセス制限はWebページで行ってください。
Network ExtensionとOKI LPR ユーティリティの[Web 設定]では、本機のWebページが開けません。本機のWebページを表示するには、Webブラウザーから直接、「https://<装置のIPアドレス>」 と入力してください。
macOSをお使いの場合、[プリンターの追加]で [IP]を選択してプロトコル[IPP(Internet Printing Protocol)]を利用して追加するときは、[アドレス]に「本機のIPアドレス+ポート番号(443)」を指定してください。(例:192.168.1.1:443) IPアドレスのみを指定しても印刷できません。
また、「本機のIPアドレス+ポート番号(443)」を指定した場合、プリンターを追加したときに装置情報が取得できないため、[オプション]タブで装置の情報を設定してください。Mobile Print(Android) の、装置検索画面のメニューの[検索プロトコル]を[WSD]に変更すると、装置が検索できなくなります。[SNMP]に設定して検索してください。
また、装置検索画面のメニューの[印刷プロトコル]を[IPP]に変更すると、印刷できなくなります。[RAW]に設定して印刷してください。
本機の Web ページを開きます。
管理者としてログインします。
- [ネットワーク設定]を選択します。
- 右上の Menu ボタンをクリックし、[プロトコル]-[プロトコルON/OFF]-[HTTP]を選択します。
- [無効]を選択し、[適用]をクリックします。
- HTTPSが無効の場合にHTTPを無効にすると、[HTTPとHTTPS/IPPSを同時に無効に設定できません]と表示します。HTTPSを有効に設定してから、再度、実施してください。
なお、サーバー証明書が削除されると、HTTPSが自動的に無効になります。HTTPとHTTPSが同時に無効になるのを避けるため、HTTPが無効のときは証明書を削除できないようにしています。証明書を削除すると、[HTTP無効中、証明書を削除できません。]と表示します。