通信を暗号化する(IPSec)

パソコンやモバイル機器と、本機との間の通信を暗号化できます。

通信をIPSecで暗号化します。IPSecが有効になっているときは、すべてのアプリケーションがIPSecを使って暗号化されます。

IPアドレスで50件のホストを指定できます。登録されていないホストからの本機へのアクセスは拒否されます。登録されていないホストにアクセスしようとしても、無効になります。

あらかじめ本機を設定してから、パソコンやモバイル機器の設定を行います。

  •  あらかじめ事前共有キーを用意する必要があります。

  •  IPSecを有効にすると、この手順で指定されていないホストとの通信は拒否されます。
  • 本機とホストにIPSecの設定をした場合にIPSec通信をします。ホストにIPSecの設定をしていない場合、IPSec通信しません。
  • この手順で指定した値は、メモを取り、忘れないようにしてください。パソコンやモバイル機器でIPSec設定を行うときに必要です。


  1. 本機のWebページを開きます。

  2. 管理者としてログインします。

  3. [ネットワーク設定]を選択します。
  4. 右上のMenuボタンをクリックし、[セキュリティー]-[IPSec]を選択して、表示された画面で[有効]を選択します。
  5. 画面の指示に従って、詳細な設定を行います。

    •  「Phase2 Proposal」の設定では、[AH]または[ESP]のいずれかを有効にする必要があります。
    • [AH]と[ESP]を同時に使用することはできません。

  6. [適用]をクリックします。

    • 指定したパラメーターの不整合によりIPSecをセットアップできなかった場合は、Webページにアクセスできません。この場合は、本機の操作パネルからIPSecを無効にするか、ネットワーク設定を初期化してください。
  7. パソコンやモバイル機器に、IPSecを設定します。設定方法は、ネットワーク管理者にお問い合わせください。