無線LANでの接続形態

装置とパソコンを無線LANで接続する形態は2種類あります。お使いの環境に合った形態を選択し、次の表で必要な準備をしてから接続します。

  • 無線LAN(インフラストラクチャー)と無線LAN(APモード)を同時に使用することはできません。
  • 有線LAN1と無線LANを同時に使用できます。有線LAN1と無線LANを同じサブネットに接続すると、通信が不安定になることがありますので、別のサブネットに接続してお使いください。
  • 無線LANと有線LAN2(オプション)を同時に使用することはできません。
  • 本機の近くに、微弱な電波を発する電気製品(特に電子レンジやデジタルコードレス電話)を置かないでください。
  • 無線LAN接続は、環境によって有線LAN接続やUSB接続と比べて、通信速度が劣る場合があります。写真などの大きなデータを印刷する場合は、有線LANまたはUSB接続で印刷することをおすすめします。

セキュリティーやサーバー等の詳細な設定が必要な場合は、本機のWebページから設定します。

形態
インフラストラクチャー
APモード
接続のイメージ
説明装置と無線端末(パソコン、タブレット、スマートフォンなど)を、アクセスポイントを経由して接続します。装置を無線LANアクセスポイントとし、無線端末(パソコン、タブレット、スマートフォンなど)と直接、接続します。
必要な準備
  • 以下の情報を確認し、メモしておきます。
     プリンターの無線設定
      IPアドレス設定 自動または手動
      手動の場合:
        IPv4アドレス
        サブネットマスク
        ゲートウェイアドレス

  • お使いの無線LANアクセスポイントが、次の環境に対応しているかを確認します。
    標準規格:IEEE 802.11 a/b/g/n(2.4GHz/5GHz)のいずれか1つ以上
    アクセス方式:インフラストラクチャーモード
  • 無線LANアクセスポイントが、WPS-PBC(プッシュボタン)、WPS-PIN(PINコード)に対応しているかを確認しておきます。
  • WPS(Wi-Fi Protected Setup)に対応していない場合は、お使いの無線LANアクセスポイントに付属している取扱説明書などで、SSIDと暗号化キーを確認しておきます。


  • お使いの無線端末が、次の環境に対応しているかを確認します。
    標準規格:IEEE 802.11 b/g/n(2.4GHz)のいずれか1つ以上
    セキュリティー:WPA2-PSK(AES)
  • お使いの無線端末が、WPS-PBC(プッシュボタン)に対応しているかを確認しておきます。

    • 本機はWPS-PINでは接続できません。
  • WPS-PBCに対応しているかわからない場合は、本機の電源を入れたあとに、手動で接続します。
  • APモードは2.4GHz帯のみで使用できます。


接続方法アクセスポイントを経由して接続する(インフラストラクチャー)
本機と直接接続する(APモード)

  • SSIDは、ネットワーク名、ESSID、ESS-IDとも呼ばれます。
  • 暗号化キーは、ネットワークキー、セキュリティーキー、パスワード、プリシェアードキー(PSK)とも呼ばれます。