社会
OKIは1964年8月21日、一社員の提案により、現在では当たり前のようにおこなわれている企業による集団献血を日本で初めて当時のOKI品川事業所において実施した企業であることをご存知でしょうか?それまでは日本における保存血液の99%以上が売血によるものであったため、輸血後の肝炎発症が大きな社会問題となっていました。
日赤中央血液銀行の協力を得て175名の社員が参加した日本初の集団企業献血は当時の新聞やテレビにも取り上げられ、その後の企業献血の促進にも大いに貢献しました。併せてこの日は売血を禁止し、献血の促進についての国会決議も成立した日であり、今では「献血の日」と呼ばれています。
OKIではグループを挙げて献血活動に取り組んでおり、2023年度は全事業所で年間延べ539名の社員が献血に参加しました。
1996年度から毎年、配備要望のあった各地の赤十字血液センターに、OKI愛の100円募金とのマッチングギフトにより保冷庫付献血運搬車等を寄贈しています。これまで27年間で、合計33台の車両を寄贈してきました。
これらの長期間にわたる活動の高い実績が評価され、2006年7月13日には日本赤十字社から「第42回献血運動推進全国大会」において「昭和天皇記念献血推進賞」を受賞するに至りました。
【授賞式の写真掲載】
日本赤十字社の名誉副総裁である皇太子殿下(当時)より表彰を受ける篠塚社長(当時)
OKIグループでは、毎年恒例の「年末・年始 収集キャンペーン」を実施しました。OKIグループの社員より届いた書き損じハガキ、未使用ハガキ、未使用切手、使用済切手等を、目的別にそれぞれの団体等に寄付させていただいています。