2021年3月30日
寄贈した保冷庫付献血運搬車
OKIおよび「OKI愛の100円募金」(注1)は、2021年3月24日、日本赤十字社 鹿児島県赤十字血液センター(鹿児島県鹿児島市)へ、保冷庫付献血運搬車(注2)1台を寄贈しました。OKIでは、1996年度から25年にわたり、全国各地の赤十字血液センターへ保冷庫付献血運搬車や広報車の寄贈を行っており、今回が31台目の車両寄贈となります。
車両後部(保冷庫)の様子
OKIは1964年に品川事業所(当時)で日本初の企業集団献血を行って以来、多数の社員が献血に参加するなど、グループを挙げて日本赤十字社が推進する血液事業を支援しています。その一環として1996年度より、役員・社員による寄付型ボランティア活動「OKI愛の100円募金」を利用した日本赤十字社への車両の寄贈を継続してきました。募金に会社が同額を上乗せする「マッチングギフト」方式により、2019年度までに全国各地の赤十字血液センター延べ29カ所へ、広報車3台と保冷庫付献血運搬車27台の合計30台を寄贈しています。
竹原所長
今回の寄贈について、寄贈先の鹿児島県赤十字血液センターの竹原 哲彦(たけはら あきひこ)所長からコメントをいただきました。
「3月に贈呈セレモニーを盛大に執り行いたかったのですが、新型コロナウイルス感染症の余波が残ることから、残念ながら中止せざるを得ませんでした。
早速寄贈いただいた車両で、県内各地の輸血を必要としている患者様のもとに、日々血液製剤をお届けしてまいります。」
OKIグループでは、これからも「OKI愛の100円募金」をはじめとする社会貢献活動を積極的に展開していきます。
OKIグループの賛同する役員・社員から毎月募金を集め、さまざまな社会貢献活動に活用するものです。「誰もが気軽に参加できる社会貢献」として1996年4月にスタートし、2021年3月現在、グループ22社の役員・社員が参加しています。血液運搬車の寄贈に加え、社会課題解決に貢献するNPO/NGOなどの支援を実施しています。
https://www.oki.com/jp/sustainability/social/phil/index.html
献血運搬車とは、輸血用血液を病院などの医療機関に届けるほか、移動採血車や献血ルームで採血した血液を一定時間内に製品化するため、血液センターに移送する車です。保冷庫付献血運搬車は献血運搬車の後部座席を保冷庫に改造したもので、遠距離移送などに対応できる利点があり、各地の血液センターで活躍しています。