社会
お取引先との協力関係は、資材供給不足や原材料・エネルギー等の高騰への対策、新技術の導入など、OKIグループの事業発展にとってますます重要なものとなっています。お取引先とは、購買計画等の日常の情報交換だけでなく、OKIグループの長期的な事業計画を共有することで、お取引先からVE(Value Engineering)(※)や新製品の提案を受けるなど密に連携しています。さらに、お取引先の長期の製品供給ロードマップや市場動向を共有することで、将来に向けてもWIN-WINの関係構築を図っています。
OKIは、経済産業省の働きかけによる「パートナーシップ構築宣言」を策定・公表しました。サプライチェーン全体での付加価値向上をはかるとともに新型コロナウイルス感染症の影響などによる中小企業・小規模事業者への取引条件のしわ寄せを防止するため、経済界・労働界の代表および関係閣僚をメンバーとする「未来を拓くパートナーシップ構築推進会議」により導入された枠組みに賛同し、サプライヤーとの新たな連携を進めることで、相互の付加価値向上、サプライチェーン全体の共存共栄を目指します。
OKIグループは、「OKIグループ行動規範」および「OKIグループ資材調達方針」に則り、公明正大で差別のないサプライヤー選定と、誠実かつ公正な取引の実施に努めています。サプライチェーンにおけるパートナーとしての信頼関係を構築するとともに、法令・社会規範の遵守、環境保全などESGの取り組み推進においても、サプライヤーとの連携を強化してきました。「パートナーシップ構築宣言」の枠組みは、こうした取り組みの主旨に沿ったものです。
このたびの宣言にあたり、新たな連携に向けて
をあらためて明示し、従業員が「OKIグループ資材調達方針」等に基づいて判断・行動できるよう教育を徹底することで、パートナーシップのさらなる強化に努めてまいります。