環境
製品に含まれる化学物質の規制は、世界各国で急速に強化されています。こうした管理は製品本体はもとより、梱包材を含め、すべての材料に及ぶものです。中でも欧州のRoHS指令、REACH規則は先導的な役割を果たしています。近年の動きとしては、世界的にPFAS規制の強化が進み、その実務は厳しさを増しています。
高度化する化学物質管理に着実に対応し、欧州をはじめとする世界の厳しい環境基準をクリアするために、OKIはソフトウェアを独自に開発し、活用しています。
調査プロセスでは、多様なフォーマットへの対応のほか、部品単位でRoHS指令など適合性を判定などがあります。集計・評価プロセスでは、化学物質の含有率の計算、製品単位でRoHS指令など適合性を判定。報告プロセスでは、販売先に応じた多様なフォーマットへの対応と、ITシステムへの要求は高度化しています。
こうした実務課題、そして頻繁な法令改訂にも対応することにより、社内のITシステムを使いやすい実務ツールとして進化させ、コンプライアンスの強化を続け環境に貢献しています。