社会
商品の生産にあたっては、 企画/開発・設計・生産/検査の各プロセス毎に、有識者や品質保証部門等の第三者を含めた妥当性の検証・判定 により品質向上を図っています。
まずは、お客様のご要望や市場のニーズが、商品の企画や開発に適切に反映されていることを 商品企画や開発計画書による妥当性の検証 を行い確認しています。
設計段階では、設計図面・仕様書等を通して、商品企画通りに機能、性能、信頼性等が作りこまれていることを確認し、試作機等を通して 設計妥当性の検証 を行います。
次に生産にあたっては生産工程毎に 工程検証 を行い、量産機を通して再度設計妥当性を検証し、現物が企画通りにできているか確認します。その上で、 出荷判定 により 量産の着手を判断 すると同時に 商品の市場への投入可否を第三者 を含めて判定します。
市場への投入後も、市場の品質状況やお客様の声をフィードバックして、新規商品の開発や既存商品の改善に努めています。
商品品質に関わる重要な品質問題が発生した場合、バッドニュースファーストの観点から、その情報を 会社経営層へ適切かつ迅速に報告する様、規定化 されています。
万一事故が発生した場合でも、被害拡大の未然防止、被害者の迅速な救済を図るため、品質保証部門は状況の把握、原因調査、対策の検討を迅速に行います。特に重大な製品事故の場合、経営層、関係会社を含めた関係部門間との情報連携を図り、製品事故対策本部を設置し、お客様第一の考えに基づき適切な対応ができる体制を整えています。