ガバナンス
OKIグループは事業を行うすべての地域で、あらゆる商業活動、取引関係において法令を遵守し、公正かつ自由な競争に努めています。
OKIグループは、国外国内問わず贈賄、賄賂、汚職いとったリスクを未然に防止するため、「OKIグループ汚職防止・贈収賄防止基本方針」を社内規則として定めています。本方針では、国連グローバル・コンパクトの腐敗防止に関する第10原則に基づく取り組みを意識しつつ、社会・企業双方の持続可能性および透明性を向上させる取り組みとして、贈答・接待の記録などの管理ルールを定め、管理実績の定期的なモニタリングを実施することで腐敗防止の取り組みをより実効性を高いものにする活動を推進しています。2023年度、OKIグループにおいて、各国・地域の腐敗防止関連法令の違反はありませんでした。
OKIグループは、OKIおよびOKIグループ子会社が事業を行う各国・地域で適用される競争法関連法令を遵守し、適正に業務を行うための基本となる事項を定めた競争法遵守基本規程を制定しています。また、競合他社との接触を記録する仕組みを導入して運用しているほか、営業部門を中心とした独占禁止法研修を毎年実施しています。2023年度、OKIグループにおいて、独占禁止法の違反はありませんでした。
OKIは、「内部統制システム構築の基本方針」において「反社会的勢力に対しては、警察等関連機関と連携し、組織全体として一切の関係を遮断するよう毅然とした態度で臨む」という企業姿勢を明示しています。「OKIグループ行動規範」および関連規程に各人の徹底を謳うとともに対応マニュアルを整備し、取引契約書には反社会的勢力等の排除条項を整備しています。
OKIは、大量破壊兵器などの拡散防止等国際的な平和および安全の維持の観点から、外為法などの遵守および適切な輸出管理を実施するため、「輸出関連法規遵守規程」を定め、輸出審査委員会および専任部署を中心とした自主管理体制のもとで輸出管理業務を遂行しています。