2022年3月31日
寄贈した保冷庫付献血運搬車
OKIおよび「OKI愛の100円募金」(注1)は、3月28日、日本赤十字社 関東甲信越ブロック血液センター(所在地:東京都江東区)へ、保冷庫付献血運搬車(注2)1台を寄贈しました。同センターは国内血液製剤等の約35%を製造する、全国に7カ所あるブロックセンターの中でも最大規模のブロックセンターです。OKIでは1996年度から26年にわたり、全国各地の赤十字血液センターへ保冷庫付献血運搬車や広報車の寄贈を行っており、今回が32台目の車両寄贈となります。
車両後部(保冷庫)の様子
OKIは、1964年に品川工場(当時)で日本初の企業集団献血を行って以来、多数の社員が献血に参加するなど、グループを挙げて日本赤十字社が推進する血液事業を支援しています。その一環として1996年度より、役員・社員による寄付型ボランティア活動「OKI愛の100円募金」を利用した日本赤十字社への車両の寄贈を継続してきました。募金に会社が同額を上乗せする「マッチングギフト」方式により、2020年度までに全国各地の赤十字血液センター延べ30カ所へ、広報車3台と保冷庫付献血運搬車28台の合計31台を寄贈しています。
3月28日に関東甲信越ブロック血液センターで行われた寄贈式典では、OKIグループを代表してOKI 執行役員 コーポレート本部経営企画部長 大田原 就太郎から、関東甲信越ブロック血液センター所長 室井 一男様へキー贈呈が行われました。寄贈した車両は、地方への緊急輸送など血液在庫の国内需給調整機能も併せ持つ同センターで、空港や主要駅への運搬に使用されます。
OKIグループでは、これからも「OKI愛の100円募金」をはじめとする社会貢献活動を積極的に展開していきます。
OKIグループの賛同する役員・社員から毎月募金を集め、さまざまな社会貢献活動に活用するもの。「誰もが気軽に参加できる社会貢献」として1996年4月にスタートし、2022年3月現在、グループ22社の役員・社員が参加。献血運搬車などの寄贈に加え、難病者の在宅就労プロジェクトへの寄付や、社会課題解決に貢献するNPO/NGO、および社員が関わりをもつボランティア団体の支援などを実施している。
献血運搬車とは、輸血用血液を病院などの医療機関に届けるほか、移動採決車や献血ルームで採血した血液を一定時間内に製品化するため、血液センターに移送する車。遠距離移送などに対応するため献血運搬車後部座席を保冷庫に改造した車を、保冷庫付献血運搬車と呼ぶ。