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リスク管理/コンプライアンスコンプライアンス徹底のために

コンプライアンス推進の取り組み

OKIグループは、経営トップの「コンプライアンス宣言」のもとコンプライアンス責任者を委員長とするコンプライアンス委員会を設置し、コンプライアンスの徹底に努めています。同委員会では、リスク管理委員会で特定された管理すべきリスクに対する年度計画を確認し、その進捗を定期的にモニタリングしています。また、コンプライアンスに関わる教育計画を審議・決定し、その実施状況を確認しています。さらに、役員・従業員の意識や行動を定点観測するため、毎年コンプライアンス意識調査を実施し、その結果を各種施策に反映しています。

不正行為の早期発見と是正のため、グループ全社に匿名通報、社外取締役・監査役への通報も可能な通報・相談窓口(社内窓口、グループ共通窓口、社外窓口)を設置し、通報者の保護などを定めた内部通報規程に基づいて運用しています。制度の主旨や守秘義務については継続的に教育を実施し、海外子会社にも現地法に則した窓口を設置しています。2022年度の国内OKIグループにおける通報・相談件数は42件でした。

継続的なコンプライアンス教育

OKIグループは、コンプライアンスに関わる教育計画を立て研修を実施するとともに、さまざまな機会を捉えて意識醸成・向上のための情報発信に取り組んでいます。

国内では、各部門・子会社のコンプライアンス管理者および推進者(約330名)を対象とした定例の「コンプライアンス管理者研修」、新任部長、幹部登用候補者等を対象とした各種階層別研修などを実施しています。営業部門を中心とした独占禁止法研修を継続的に実施しており、2022年度は事業部門に対象を拡大して実施しました。また、国内のグループ全従業者を対象に、個人情報保護、情報セキュリティおよび共通リスクに関連するeラーニングを実施しています。さらに、イントラネットや社内報を通じて定期的にコンプライアンス事例の展開やOKIグループ行動規範に関する情報発信を行うなど、意識の醸成、浸透に取り組んでいます。

海外グループの従業者に対してはeラーニングによる統一的なコンプライアンス教育を実施しており、2022年度は約1,000名が受講しました。

2022年度の主なコンプライアンス教育(国内OKIグループ)

教育の概要 対象 受講率
コンプライアンス管理者研修
2022年10月~11月実施(動画配信)
テーマ
・リスクマネジメントについて
・内部通報制度について
・品質不正を起こさせないために
国内グループの
管理者・推進者
100%(約330名)
独占禁止法研修
2022年12月~2023年3月実施(動画配信)
国内グループの
関連部門社員
95.8%(約1,800名)
個人情報保護と情報セキュリティ
eラーニング(定期開催、常時開催)
定期開催(一斉教育)は2022年8月~9月実施
国内グループの
全従業者
一斉教育:99.7%
職場のコンプライアンス
eラーニング(定期開催、常時開催)
定期開催(一斉教育)は2022年12月~2023年1月実施
国内グループの
全従業者
一斉教育:99.9%



公的研究費の不正使用および研究活動における不正行為等に係る通報も上記で受け付けます。

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