教育支援
第23回「ラオス語絵本を作ってラオスの子どもたちに贈ろう!」を実施
社会貢献活動の一環として2000年から毎年、継続して実施してきた「ラオス語絵本を作ってラオスの子どもたちに贈ろう!」を、昨年に引き続き、自宅で絵本を作成する形式で実施しました。このイベントはOKIがラオスの子どもたちの教育環境の向上に取り組むNPO法人「ラオスのこども」(代表:チャンタソン・インタヴォン)と協働して実施しているもので、子どもたちの識字率向上や読書習慣の普及を目的として、イベントで作成したラオス語の絵本を現地に届けています。
2年前からは新型コロナウイルス感染拡大防止のため、参加者が自宅で作成する方法で実施しています。これまで虎ノ門本社に集まって作成していた時より気軽に参加できるようになり、今年は山形県、福島県、大阪府、愛媛県、ならびに福岡県など16拠点から94名が参加しました。
でき上った絵本はNPO法人ラオスのこどもの現地事務所を通じて、後日、現地の小学校や図書館などに届けられます。
活動期間 |
2022年7月~10月 |
参加者数 |
OKIグループ社員、ご家族など:94名 |
活動内容 |
- 事務局で用意した日本語の絵本に、ラオス語翻訳文を貼り付け、「ラオス語絵本」として現地の子どもたちに送る活動です。
- 1人2冊を作成し、今回は188冊の絵本ができ上りました。これまでの累計作成冊数は1,839冊となりました。
- 絵本や翻訳シート、作成マニュアルなどを参加者に送付し、自宅で作成した絵本を送り返してもらう方法で開催しました。
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参加者からの声 (一部抜粋・要約) |
- 初めてみるラオス語に困惑しつつも、言語を変えるだけでラオスの子どもも楽しめる絵本になる!と思いながら作りました。
- 今回、2度目の参加でした。昨年の様子をみていた家族が参加したい、と言ったため家族で作成しました。娘はもう社会人ですが、学生時代、史学科に在籍していたため、作業中、ラオスやその周辺地域の歴史についていろいろ話してくれ、前回より学びの多い作業になったと思います。
- 過去にタイ語を少し勉強したことがあり、ラオス語の文字がかわいくて楽しく作業ができました。
- 一緒に作成した子どもは、「結構、大変だったけど、きっとラオスの子どもたちも絵本を見てわくわくするね」自分が見たことのない絵本を見るときに、わー!という気持ちになるらしく、それはきっと国が違ってもみんな同じだと感じました。
- 最初に取り組んだ絵本が、今回の絵本の中で最も切り取り箇所が多くて、途中くじけそうになりましたが、だんだん翻訳文の切り取りにも、貼り付けにも慣れてきて最後はスムーズに作成できました。
- 今回、初めて参加しました。一番難しかったのはラオス語で自分の名前を書くことです。(笑)世界には様々な文字があるのだなぁと、あらためておもいました。遠くラオスの子どもたちがこの絵本を手にしてくれることを想像すると、とても嬉しい気持ちで作業ができました。
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主催 協力 |
OKI NPO法人ラオスのこども |
完成した絵本
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