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環境への取り組み

事業活動による環境保全への取り組み事例省資源・リサイクル活動

OKIグループでは、資源循環の向上を、生産性や品質と両立しながら進めています。

調達先と連携 段ボール使用量を半減

写真1:3,856種類一つひとつの部品に対して、通い箱のサンプルを検証。 写真2:段ボールが削減された工場内。

中国では環境政策の強化が進み、その一環として2017年に古紙を含む資源ごみの輸入停止が発表されました。こうした法規制の強化などに伴い、段ボールの価格が1.5倍以上に急上昇し、段ボールを包装材に使う部品のコストアップにもつながっていると言われています。
中国・深センでOKIグループのATMなどの製造を行う沖電気実業(深セン)有限公司(OSZ)では、サプライヤーと協力し、調達部品の段ボール包装をプラスチック製の通い箱に変更し、部品のコストアップを避け、段ボール使用量を大幅に削減しました。
OSZでは、ATM製造に関わる全8千種類以上の部品の荷姿を調査し、その約半数にあたる3,856種類を選定。一つひとつの種類に対して、それらを供給する20社以上のサプライヤーを訪問し、双方が試行と議論を幾度も重ね、品質を保持しながら、段ボール包装に代わる通い箱の梱包仕様や返却ルールなどを詳細に決定しました。
その際、あらかじめサプライヤー側でOSZがそのまま組み立てラインで使える部品配置で箱詰めして出荷することが可能となり、OSZ側の作業が不要となりました。
結果、1日あたりの段ボール使用量を半減させることに成功。部品管理作業費のうち6%に相当する、段ボールの開梱/解体/廃棄などに伴う作業費を削減し、環境負荷の低減とコストダウンを推進しました。

資源投入を6割効率化 「Katsuスペース」の創出

写真1:リアルタイム不良報告システムの画面。不良発生時には、工程/部品/原因/対応状況などが表示される。 写真2:「Katsuスペース」活動により創出された有効スペース。2017年度だけで工場全体の1割に迫る。

タイ・アユタヤでプリンターの最終組み立てを行うOKI Data Manufacturing(Thailand)(ODMT)では、Kaizen(改善)を合言葉に、生産性の向上に現地タイの従業員が積極的に関与し、省資源を推進しています。
生産品目の多様化に弾力的に対応するため、同社ではムダ取り、多能工化、“自働化”装置の自社開発などの作業効率化や、部品在庫を1日分に留めるなどの資源投入量の圧縮を徹底しています。
資源投入量に大きな影響を与える不良品発生の防止を強化するため、2017年にはリアルタイム不良報告システムを導入。不良発生時には工程/部品/原因などをリアルタイムに共有し、関係部門が迅速に対応することで不良品の増加を抑制し、資源の効率的利用を徹底しています。
こうした取り組みを積み重ね、生産金額あたりの資源投入効率は5年前に比べ57%改善しました。これらの成果は「Katsuスペース」と呼ばれる「活きたスペース」の創出活動に結実し、2017年度だけで工場総床面積の8%におよぶ2,375m2の捻出に成功しました。資源やエネルギーの消費とコストの大幅な増加を招きやすい建屋の増築に頼ることなく、新たな生産品目の生産に対応しています。

井戸水の水質改善による節水

水質センサー(左)と自動切換え弁付きの配管を組み合わせることで水質を確保しながら井戸水の使用を削減

OKIプリンテッドサーキット(OPC)青梅工場では、省資源の一環として地下水使用の削減にも精力的に取り組んでいます。同工場がプリント基板を洗浄するために汲み上げていた地下水は1日350トン。このうち半分以上の190トンの節水に成功しました。
従来は、地下水ポンプを停止させると、次に稼動させた際に水が濁るため、品質確保のためにポンプを連続運転させ、必要量以上に水を汲み上げていました。これを改め、断続運転を行えるよう、運転再開後でも濁りがなくなった段階で水を貯留槽に送り込むために水質センサーと自動切り換え弁を活用した制御装置を導入。これにより地下水汲み上げを1日170トン削減しました。さらに 基板の洗浄には「省水型洗浄方式」を導入 し、1日20トン以上の水資源削減を達成しました。

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公的研究費の不正使用および研究活動における不正行為等に係る通報も上記で受け付けます。

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