官公庁業務のデジタル化推進を通じた国民生活の利便性と豊かさの向上

S Ito

ソリューション営業職

金融機関を対象としたソリューション営業を6年間経験後、現在は官公・社会インフラ市場の営業戦略部門で市場戦略と実行支援の知見を身につける機会を獲得。この経験をもとに、戦略立案から実行、案件獲得まで営業プロセス全体に精通した次世代リーダーを目指す。

仕事×未来FUTURE

官公庁のデジタル化を促進。行政サービスの質向上を通じて、国民生活を豊かに

官公庁に勤務している公務員の方たちは、日々大量の業務を抱えています。私の仕事は、新たな業務システムの導入によって、官公庁における業務負荷を軽減し業務効率を高めていくことです。現在は特に官公庁の新規市場の開拓に取り組んでおり、直近で携わり受託したプロジェクトを例に挙げると、「災害共済給付システム」や「セントラル方式による洋上風力基礎調査結果提供システム」*といったものがあります。「災害共済給付システム」を一例として紹介すると、学校などで児童・生徒がケガなどした場合に災害共済給付を行う災害共済給付事業のためのシステムで、事務の簡略化及び効率化を図り、迅速な給付等を実現します。業務システムの導入によって業務負荷を軽減、効率化できれば、職員がより重要な業務に集中できるようになり、行政サービスの質の向上につながります。それは結果的に国民の生活に還元されていきます。自分たちのデジタル関連領域の提案が、社会の当たり前の日常をより豊かで便利なものにしていく…そんな未来をつくる一端を担っている誇りとともに、仕事に臨んでいます。

国の仕事における業務効率化を実現するシステムを提案していく

一問一答Q & A

Q.01

ワタシの仕事官公庁向けの新規事業開拓に向けた戦略を立案

中長期視点に立って、官公庁をターゲットとした新規市場を開拓し、官公庁市場における新たな事業の柱を創出することです。そのためのマーケティングから戦略の立案・実行、営業部門の支援まで幅広い業務を担っています。注力している市場は官公庁向けの業務システムです。デジタル庁発足以降、官公庁でもデジタルツール導入による業務効率化が加速しています。近年はクラウドやAIなど先端技術を取り入れることにも積極的なので、今後の技術トレンドや市場動向、官公庁が目指す方向性などを踏まえた戦略立案に力を入れています。

Q.02

仕事の醍醐味・面白さ心血を注ぎ挑む官公庁の入札に仕事の醍醐味がある

私は、マーケティングから戦略の立案・実行、営業部門の支援まで幅広い業務に携わっており、それぞれに醍醐味を感じていますが、その中でも官公庁の入札に最もやりがいを感じています。官公庁案件は、入札価格以外の要素も含めて総合的に評価されます。特に「技術提案」と呼ばれる提案時の重要項目では、顧客の期待するものは何かを徹底的に追及し、高い評価を獲得するために、営業とエンジニアが一体となり、心血を注ぎ、提案内容を検討します。だからこそ開札(結果発表)の瞬間は期待、緊張、不安が入り混じった複雑な感情が最高潮に達します。そして“落札”(OKIの提案が採用)の言葉を聞いた瞬間の歓喜は、格別のものとなります。やはりこの瞬間こそが官公庁市場の一番の醍醐味であり、面白さだと私は感じています。

Q.03

仕事の苦労話新規市場開拓という答えのない問いに挑む難しさ

私たちが挑むのは、新規市場の開拓です。そのため、成功への道筋が見えているわけではありません。戦略立案時には、市場調査や競合分析、企業や事業を強み・弱み・機会・脅威という4つの要素で分析するSWOT分析など多様なマーケティングフレームワークを活用しますが、そこで得た分析結果をどのように判断し戦略に反映させるのか、チームで模索するのは大変な仕事です。また実際の入札では、提案資料が数百ページに及ぶことも珍しくないという苦労も。でも、業務の質・量ともに高いものが求められるからこそ、落札できたときの喜びは大きくなるのです。

Q.04

OKIの魅力優秀な社員たちと一体感をもってゴールを目指せる

担当している業務は官公庁市場のアカウント営業やSE部門のメンバーとチームを組んで取り組みます。そこで、痛感させられるのが、OKIの人材のレベルの高さです。マーケティングに関する知見の深さや官公庁という独特な世界に対する理解度の深さ、最先端技術や専門技術に関する知識量の豊富さ。そして、プロジェクトに対するメンバー一人ひとりのコミットメントの高さ――。こういった優秀な社員たちが同じゴールを目指して一体になっていく感覚は、一人では味わえない満足感につながっています。

一筋縄でいかないからこそ落札の喜びが大きくなる

私×商材TOPIC

利用者視点で利便性を追求したデジタルサービスの実装を支援

官公・社会インフラ営業統括室戦略チームは、本格的に活動するようになってまだ数年という新しい部署です。すでに落札したプロジェクトはあるものの、ビジネスの特性上詳細をお話することができません。その歯がゆさはありますが、仕事の一端だけでも感じてもらえるようお話できる範囲で「セントラル方式による洋上風力基礎調査結果提供システム」について紹介したいと思います。現在、政府は洋上風力発電の促進を目指し、案件形成の初期段階から政府が主導的に関与して必要な調査などを実施する仕組み「日本版セントラル方式」の確立に向けて制度設計を進めています。OKIが受注したのは、国が調査した結果を発電事業者へ提供するためのプラットフォーム開発です。洋上風力発電は再生可能エネルギーの切り札ともいわれる国の重要施策であり、その促進に貢献することは将来的なエネルギー供給インフラの強化につながっていきます。

ある1日の仕事の流れON DUTY

08:30
出社、メール確認、タスク整理。
10:00
事業部門等関係者と会議。
12:00
職場の仲間とランチ、休憩。
13:00
移動。
14:00
顧客訪問&面談。
16:00
案件ごとの個別会議。
18:00
次の日のタスクを確認・整理して帰宅。

休日の過ごし方OFF TIME

少し前までは、社会人リーグでサッカーをしており、今でも週2回はフットサルをやっています。OKI社内でも若手を中心に集まり、フットサルを楽しんでいます。