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IR資料室事業報告書
第89期中間報告書：トピックス IR資料室事業報告書
第89期中間報告書：トピックス

金融機関向け新型ATM「ATM-BankIT Pro」を販売開始

ATM-BankIT Pro

金融機関向けATMの最新モデル「ATM-BankIT Pro（エーティーエム・バンキット・プロ）」の販売を開始しました。紙幣搬送構造の改良などにより休止率を従来機より50%低減した究極のノンストップATMです。また、環境に配慮して待機時の消費電力を75%削減し業界最小の80Wを実現したほか、従来機のユニバーサルデザインを継承しつつ、通帳およびカードの挿入ガイドや、車椅子利用のお客様に対してのアプローチグリップを設け、お客様操作性の向上を図っています。

新東名高速道路向けETCシステムをNEXCO中日本へ納入

新東名高速道路
森掛川インターチェンジ

中日本高速道路株式会社（NEXCO中日本）へ、新東名高速道路向けETCシステムを納入しました。本システムは、御殿場JCTから三ヶ日JCT間の約162km（10インターチェンジ、3サービスエリア）にわたって、稼働しています。今回納入したETCは、安全性を高めるためにETCレーン表示板の視認性を向上させたほか（当社システム従来比：150%）、ETCカード未挿入のままレーンに進入した場合でも、その場でETCカードを車載機に挿入することで決済できるようにするなど、利便性の向上と業務効率化を実現しました。また、サービスエリアから高速道路へ出入りが可能なスマートインターチェンジ（ETC車専用のレーン）向けETCシステムも納入しています。

大規模オフィス向けSIP-PBX「DISCOVERY neo®」を販売開始

DISCOVERY neo

アーキテクチャを一新した、大規模オフィス向けSIP-PBX「DISCOVERY neo」の販売を開始しました。従来機種の信頼性・堅牢性や豊富なPBX機能、高い回線収容力を継承しながら、省エネにも貢献できる環境にやさしいシステムとなっており、設置スペース・消費電力ともに従来機種と比較して、最大50%削減可能な省スペース・省エネを実現しました。また、スマートフォンなどのSIP端末収容機能の追加によって、外出先やサテライトオフィスとお客様を効果的につなぐこともできる、充実したユニファイドコミュニケーションを実現するオフィスコミュニケーションシステムです。

岡山県笠岡市に「TweetLine®@観光」システムを納入

スマートフォン向け
観光アプリの画面

OKIコンサルティングソリューションズは、岡山県笠岡市に観光システム「TweetLine（ツイートライン）@観光」を納入しました。これにより笠岡市は、岡山県井笠地域の観光情報を伝える観光サイト「たび旅井笠」とスマートフォン向け観光アプリケーションを公開、運用を開始しました。「TweetLine@観光」は、地方の観光振興を目的に開発した新システムで、地方自治体が導入することにより、旅行者は観光アプリを使って投稿した情報を、SNS(※1)であるTwitterやFacebookに送信できます。また、SNSに送信した情報を観光サイトにも同時に掲載し、サイト訪問者とも情報共有することが可能です。

※1 Social Network Service

スターフライヤーへKIOSK端末「SUKIT™」を納入

KIOSK端末「SUKIT」
（北九州空港国際線ターミナル）

北九州空港で国際線の運航を開始した株式会社スターフライヤーに、自動チェックイン機としてKIOSK（キオスク）端末「SUKIT（スキット）」を納入しました。「SUKIT」は、2008年の販売開始以来、羽田空港新国際線旅客ターミナルをはじめ、航空会社やバス運行会社などに採用されてきました。今回、これらの導入実績と、パスポートリーダをはじめとしたさまざまなオプションデバイスを選択できることが評価され、採用に至りました。自動チェックイン機の利用により乗客は、カウンターの混雑時でもチェックイン、座席指定などの搭乗手続きをスムーズに行うことができ、簡単でスピーディーなセルフチェックインを実現しています。

A3カラーLED複合機とA3モノクロLEDプリンターを新発売

A3カラーLED複合機
MC862dn-T

OKIデータは、「5年間無償保証」に加え、業界唯一の新サービス「メンテナンス品5年間無償提供」を実現したビジネスLEDプリンター・複合機「COREFIDO 2（コアフィード・ツー）」シリーズのラインアップを強化し、A3カラーLED複合機3機種と、A3モノクロLEDプリンター3機種の合計6機種を発売しました。新商品は、LEDプリントエンジンによるシンプルな構造のため、高耐久性と、消耗品交換などのメンテナンスの簡便さを両立しています。

インドネシアとドイツに事業拠点を設立

駐在員事務所（ドイツ）

インドネシアとドイツに駐在員事務所を設立し、2012年7月より業務を開始しました。これにより、成長の見込まれる東欧や東南アジアなどにおけるマーケティング・事業開拓などを推進していきます。プリンター、ATMなどの主力商品の事業拡大だけでなく、現金処理機などのメカトロシステム事業、ITS関連システムや防災行政無線システムをはじめとする社会システム事業、センサーデバイスやキーボードなどの部品事業の拡大を目指し、海外市場における事業基盤の整備を図っていきます。

試験受託サービス事業拠点「本庄テクノセンタ」を開設

本庄テクノセンタ開所式

OKIエンジニアリング（OEG）は、「本庄テクノセンタ（埼玉県本庄市）」を開設しました。法規制強化や規格の多様化などにより、エレクトロニクス製品に対するEMC(※1)試験受託サービスや、太陽光パネル、街路灯用LED照明器具など大型試料に対する温湿度試験などの環境試験サービスへの需要が高まっています。これらに対応するための設備強化が課題となっていたOEGは、本庄テクノセンタ開設によりEMC試験と環境試験の試験対応能力を大幅に強化したことで、今後、試験受託サービス事業を拡大していきます。