外部顧客に対する売上高は、1,162億円(前年同期比73億円、6.7%増加)となりました。ソリューション&サービスでは、官公庁向け案件は増加したものの全体としては減収、通信システムも、光アクセス需要の一巡などにより減収となりました。一方社会システムは、一部官公庁向け大型リプレースが増加したことにより増収、メカトロシステムでは、中国向けATMの増加に加え、中国子会社の決算期間変更影響などにより大幅増収となりました。
営業利益は、物量増に伴う限界利益の増加などにより、46億円(同2億円増加)となりました。
外部顧客に対する売上高は、538億円(前年同期比6億円、1.0%増加)となりました。円高による減収影響が29億円となり、円高影響を除くと35億円の増収となりました。商品別の状況では、オフィス向けカラーLEDプリンターおよびモノクロLEDプリンターは、新商品投入に合わせたプロモーションなどの積極的なチャネル支援策に加え、ビジネス向け低価格機投入による商品ラインアップ拡充などにより、販売台数が順調に増加しました。また、新商品販売も堅調でした。ドットインパクトプリンターでは、販売台数が増加した一方で、本体価格が下落したことなどから減収となりました。その他では、プリンター以外の機器が減少しました。
営業損失は、物量増に伴う限界利益の増加や変動原価の低減効果はあるものの、円高影響に加え、スペインにおける貸倒引当金の計上などによる販管費増や価格下落などにより72億円(同10億円悪化)となりました。
外部顧客に対する売上高はEMS事業で148億円(前年同期比7億円、4.0%減少)、その他の事業で88億円(同1億円、1.5%増加)となりました。EMS事業では、半導体装置関連の需要減少などにより減収となりました。その他の事業では、アミューズメント市場向けの部品関連事業が堅調でした。
営業利益は、EMS事業で5億円(前年同等)、その他の事業では、14億円(前年同等)となりました。