素材もつくりも多種多様! 内田喜基さんの仕事

C941dnで解決! 検証3

アートディレクター 内田喜基さん


+Designing
このコンテンツは雑誌「+Designing」にて掲載されているものです。

線画の再現性を追求。高品質印刷で作品づくり

一連の検証のあと、C941dnは細線の描画に強い、と聞いて内田さんが「やってみたい」と取り出したのが、パッケージやショップカードなどに使う特殊紙でした。
特に仕事柄使う機会も多い"色紙に白"という表現がどんな仕上がりになるのか興味津々とのことで、すぐに実線と細線を混在させたグラフィックを印刷しました。

「C941dnに興味を持ったのは、展示会で見た『プライク』に白一色で印刷された設計図面の精密な印刷でした。さまざまな太さの線がかすれず白一色で印刷されている。それが、このプリンターに惹かれた最初のきっかけになったと言ってもいいかもしれません。オフセット印刷なら当たり前だけど、レーザープリンターで色厚紙に印刷ができるなんて、と驚いたんです。
C941dnが事務所に設置されて、白トナーで細線印刷をすぐやってみたいと印刷してみたのですが、やはり紙によって白トナーの乗り具合が違いますね。といっても、今回の実験用データは、"プリンターの能力を限界まで使ってみる"ことが目的。あえてオフセット印刷では再現できないような線の細さを指定しているので、無茶な実験かもしれませんが(笑)。でも、こういった実験も好きなので、ベストな組みあわせを見つけて、C941dnならではのオンデマンド印刷的な使いかたもチャレンジしたいですね」

内田さんの実験結果。いちばん細線の再現性が高く、トナーの乗りがよいと感じたのは「プライク」。そしてスーパーコントラストも黒色に白トナーが映える仕上がりに。金色のSPECIALITIES 1621はチャレンジングな選択でしたが、地紋的に使うぶんには充分な品質。細線部分の乗りが少し弱く、ぼけた印象になってしまったので、実際に使う機会があればデザインでフォローしたい、とのこと。「用紙によって線の太さが変わるということがわかった点が収穫。とにかく僕は白を使う機会が多いので、C941dnがあることでパッケージやPOPやカードのサンプルづくりも手軽にできそうです」
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