素材もつくりも多種多様! 内田喜基さんの仕事

C941dnで解決! 検証2

アートディレクター 内田喜基さん


+Designing
このコンテンツは雑誌「+Designing」にて掲載されているものです。

あめ細工吉原パッケージデザイン

「日本の伝統的なあめ細工をしっかり認知させたい」という依頼を受けてCIからてがけた内田さん。あめ細工の精巧さ、かわいらしさをそのまま見せたいとパッケージはPETのパッケージに決定。店舗ロゴをスクリーン印刷するかシールで貼るか、クライアントと相談しながらの制作になりました。「あめ細工は繊細で壊れやすいもの。店頭で商品が並ぶことやオンライン販売を考慮して、主役であるあめが引き立つようロゴを配置しています。
結果としてロゴはシール貼りになりましたが、残念なのは制作していたときにC941dnがなかったこと(笑)。単色以外のデザインはクロマテックで確認できないので、C941dnがあったら、クリアフィルムに白+CMYKでプリントしたもので試作を繰り返しながら、もっとリアルな商品サンプルで打ちあわせできたと思います」

ラベルシールもシミュレートできる

プラケースに貼るロゴシールをつくれば、実際の見えかたをチェックすることも(用紙にはタックシールを使用)。白+カラー印刷の仕上がりは本格的。最終的には、下写真のように商品イメージに合わせた和紙風の紙を中に敷き、ロゴを印刷したシールを使うことになりました。

データはどうなっているの?

透明パッケージの検証のために作成したIllustratorデータ。白トナーで印刷したい部分は、「SpotColor_White」と名称をつけたスウォッチで指定するだけでOK。C941dnのプリンタドライバでは、「アプリケーション指定」を選択すると、Illustratorで指定したとおりに白トナーを使って印刷されます。
プリンタードライバに用意された「特色」用メニュー。白とカラートナーを同時に印刷する場合は重ねあわせの順序も指定します。
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