少ない電力で強い光をうみだすLED(発光ダイオード)技術は、低消費電力で地球温暖化防止に役立つ技術として注目を集めています。
OKIではCFB(クリスタル・フィルム・ボンディング)技術を用いることでLEDの更なる高発光効率化を実現しました。
下図は従来LEDとCFB方式LEDの供給電流と光量の関係を表したものです。この図に示すように同じ電流を供給した場合、CFB方式LEDのほうが光量は大きく、従来LEDに比べ2倍近い効率を得ることができています。つまり同じ光量を得るための供給電流が従来に比べ少なくて良いため、省エネルギー化に大きな貢献をします。またこれに伴うプリンター本体の電源容量の低容量化も可能で、低コスト化にも貢献が期待できます。
さらに配線基板上に1種類のチップを実装すれば良いため、基板幅のシュリンクが可能となりヘッド容積の1/2のコンパクト化を達成。ガラスエポキシ基板材やアルミ材など原材料の省資源化にも貢献しています。