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OKIのLEDテクノロジー


“世界の先駆者”OKIのLED技術をご紹介します。

LEDとは?

LEDとはLight Emission Diodeの略で、半導体発光素子のことです。
LEDは現在、大型ビジョンや信号機、イルミネーション、車のヘッドライト、室内外の照明など、多種多様な用途に利用されています。OKIは、世界初のプリンター用LEDヘッド開発の実績を基に、LED技術開発のフロントランナーとしての地位をつねに保ってきました。

LED方式とレーザー方式の違い

LEDプリンターは高速、高画質の他、レーザープリンターにはないシンプル構造という特長があります。
レーザープリンターは、ひとつのレーザービームという光源をミラーで振り分けて感光ドラムに照射するために、内部構造が複雑になり、筐体も大きくなります。これに対してLEDプリンターは、感光ドラムに光を直接照射できるため、ミラーは不要で感光ドラムまでの距離を短く設計できるため筐体を小さくできます。また、内部構造をシンプルにすることで、メンテナンスが容易になるのです。

LEDプリントヘッドの構造について

LEDプリントヘッド
LEDプリントヘッド
LEDプリントヘッドは複数のLEDが直線状に配置され、印刷信号に応じてそれぞれのLEDが点滅動作をします。OKIでは、LEDとLEDを駆動するICをCFB(クリスタル・フィルム・ボンディング)技術で一体化したデバイス(CFB方式LEDアレイ)を開発し、LEDプリントヘッドに採用しています。当社のLEDプリントヘッドは、配線基板上に複数のCFB方式LEDアレイをA4、A3などの印刷幅に実装したCOB(chip on board)とLEDの放射光を感光ドラム上に結像させるロッドレンズアレイで構成されています。たとえば、600dpi(dot per inch)A4サイズのヘッドでは、4,992ドットのLEDが直線状に配置され、印刷のデータに応じて各LEDが発光/消灯し、感光ドラムに潜像を書き込みます。
ヘッドの構造

CFB(クリスタル・フィルム・ボンディング)技術

薄膜化した半導体材料を、薄膜化した材料とは異なる材料の上に、常温で、接着剤を使わずに独自のナノ製造技術を用いて材料間の分子間力により異なる材料を接合する技術で、発光デバイスと駆動回路を一体にした新しいデバイスを世界で初めて量産しています。これにより生産性が高く、コンパクトなLEDプリントヘッドの製品化を実現しました。
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