環境
OKIグループのマテリアリティのひとつである「事業活動を通じた環境負荷低減」を実現するため、自社拠点の環境負荷低減に取り組んでいます。シナリオ分析を踏まえたリスク・機会プロセスへの対応として、廃棄物の削減、リサイクルに努めてまいります。
OKIグループでの廃棄物発生量の抑制の中心は、購入量の適正化で、生産管理システムの活用や運用ルールの徹底などを行っています。また、生産現場においては歩留まり向上を常に図り、投入した資源を無駄なく使用することを徹底しています。発生した不要物は有価売却を行ったり、再資源化が可能なリサイクルベンダーに処理を委託しています。
| カテゴリー | 想定する事象 | リスク・機会 | 将来の財務への影響 | 時間軸 | リスク・機会プロセスへの対応 |
|---|---|---|---|---|---|
| 資源循環 | 海洋プラスチック、マイクロプラスチック対応の法令強化 | リスク | 拠点:廃棄物処理費用の高騰、処分業者による引き取り拒否 | 中期 | 拠点:廃棄物削減 プラスチック梱包材のリユース 金属素材からの採取率向上による廃棄率削減 |
| 商品:資源の枯渇リスク、部材の供給不足リスク | 中期 | 商品:広域認定処理制度を活用した使用済み製品からの部品回収とリユース | |||
| 機会 | 商品:省資源製品やリサイクルサービスの需要拡大 | 中期 | 商品:お客様設備の長寿命化ソリューションの提供、広域認定処理制度を活用した使用済み製品回収によるお客様負担の軽減 |
2023年度から2025年度における活動項目です。
| 取組み内容 | 分析 | 軸 | マテリアリティ | 2025年度までの 行動計画・目標 |
2024年度 目標 |
2024年度 実績 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 工場からの廃棄物の削減 | リスク | 拠点 | 〇 | 再資源化率(注1)84%以上 | 84%以上 | 86% |
| 使用済み製品の回収 | 機会 | 商品 | 回収した使用済み製品の再生率 90%以上 | 90%以上 | 98.6% |
(有価売却量+依託先再資源化量) ÷ (有価売却量+廃棄委託量)