環境
「気候変動」への対応として、OKIは中長期環境目標「OKIグループ環境ビジョン2030/2050」の実現に向け「OKIグループ23-25環境計画」を策定しました。
SDGsや脱炭素化など事業における環境活動の推進、そのプロセスや成果をステークホルダーへの情報発信と持続的成長につなげる、それらすべてを支えるのが社員一人ひとりの環境活動の活性化、という思いが環境中計に込められています。
この計画は「OKIグループ環境ビジョン2030/2050」を実現するために、2025年度までの行動計画として、バックキャスティング思考により詳細化し、拠点と商品を軸に環境経営を推進しています。
2023年度から2025年度における活動項目です。
取組み内容 | 分析 | 軸 | マテリアリティ | 2025年度までの 行動計画・目標 |
2024年度 目標 |
2024年度 実績 |
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環境貢献商品の拡大と創出 | 機会 | 商品 | 〇 | 環境貢献売上高の対全体売上高比率の増加 (35%以上) |
33%以上 | 45% |
自社拠点からのCO2排出量削減 (スコープ1+2) |
リスク | 拠点 | 〇 | 21.0%以上削減 (2020年度比) |
16.8%以上 削減 |
30.7%削減 |
調達先と製品使用時のCO2排出量 (スコープ3;カテゴリー1,11) |
リスク | 商品 | 12.5%以上削減 (2020年度比) |
10%以上 削減 |
11.6%増加 |
OKIグループは拠点における事業活動のエネルギー使用の効率化とCO2排出量削減に積極的に取り組んでいます。
OKIグループでは事業拠点の脱炭素への取り組みとして、効率改善(省エネルギー)と再生可能エネルギーの導入等により脱炭素への取り組みを進めています。
具体的な取り組み例として、空調機や照明などのファシリティ(建物付帯の設備)や生産設備の高効率化、これら設備の運用改善のほか、業務の効率化により省エネルギーを進めてまいりました。
近年では、再生可能エネルギーの計画的な導入も進めており、2024年度はCO2削減目標を上回りました。今後も再エネ導入施策を向上させ、従来からの省エネ施策と共に脱炭素を推進します。
SBT1.5℃目標の達成に向け、省エネルギーの徹底を図るとともに、再生可能エネルギー(再エネ)の導入を推進しています。2022年度からは再エネ導入を一層強化し、自社設備への太陽光パネル設置に加え、非化石証書など再エネ関連証書の購入にも取り組んでいます。2024年度の再生可能エネルギー導入率は15.9%となり、今後も拡大する計画となっています。
エネルギー使用量については、前年度比0.4%以上の削減を目標に、さまざまな施策を実施しています。