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日本赤十字社 三重県赤十字血液センターへ献血運搬車を寄贈

OKIおよび「OKI愛の100円募金」(注1)は、2023年8月23日、日本赤十字社 三重県赤十字血液センター(所在地:三重県津市)へ保冷庫付献血運搬車(注2)1台を寄贈しました。OKIでは1996年度から継続的に全国各地の赤十字血液センターへ保冷庫付献血運搬車や広報車の寄贈を行っており、今回が通算33台目の寄贈となります。

OKIは、1964年に品川工場(当時)で日本初の企業集団献血を行って以来、現在でも延べ460名を超える社員が献血に参加するなど、グループを挙げて日本赤十字社が推進する血液事業を支援しています。その一環として1996年度より、役員・社員による寄付型ボランティア活動「OKI愛の100円募金」を利用した日本赤十字社への車両寄贈を継続してきました。募金に会社が同額を上乗せする「マッチングギフト」方式により、これまで全国の赤十字血液センター延べ31カ所へ、献血運搬車等を寄贈しており、今回は33台目の寄贈となりました。

式典では、OKIグループを代表してOKI 中部支社 泉井靖史支社長が贈呈の挨拶を述べたあと、三重県赤十字血液センター 松原年生所長から「南北に長い三重県にとって、保冷庫付は待望の車両です。」などと謝辞をいただきました。

  • 写真1
    中部支社 泉井支社長による挨拶
  • 写真2
    三重県赤十字血液センター 松原所長による謝辞

続いて会場を寄贈車両の前に移して、マスコットキーの寄贈、およびテープカットと寄贈車両の披露が行われ、式典は無事に終了しました。
寄贈車両は、赤色灯と車両後部を-5℃~+20℃に保てる保冷庫付きで、血液センターから病院などに輸血用血液を運ぶ血液輸送用緊急自動車として使用されます。保冷庫により血液の成分ごとに異なる適切な温度管理ができるため、交通渋滞や長距離輸送の際に冷却剤の有効時間を気にする必要がなく、近隣他県との血液在庫調整時も安心して血液を送り届けることができます。

  • 写真3
    緑川サステナビリティ推進部長(右)から三重県赤十字血液センター松原所長にマスコットキーを贈呈
  • 写真4
    寄贈車両の前でテープカット
  • 写真5
    寄贈した保冷庫付献血運搬車
  • 写真6
    車両後部の保冷庫の様子

用語解説

  • 注1:「OKI愛の100円募金」

    OKIグループの賛同する役員・社員から毎月募金を集め、さまざまな社会貢献活動に活用するものです。「誰もが気軽に参加できる社会貢献活動」として1996年4月にスタートし、2023年8月現在、グループ22社の役員・社員が参加しています。血液運搬車の寄贈に加え、公的補助が難しい難病者の在宅就労プロジェクトへの寄付や、各種NPO/NGOや社員が関わりを持つボランティア団体の支援などを実施しています。

  • 注2:保冷庫付献血運搬車

    献血運搬車とは、輸血用血液を病院などの医療機関に届けるほか、移動採血車や献血ルームで採血した血液を一定時間内に製品化するため、血液センターに移送する車です。遠距離移送などに対応するため、車両の後部座席を保冷庫に改造した車です。

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