
「進取の精神」に立ち返り、
誠実な企業活動を通じて、
皆様の信頼にお応えしてまいります。
OKIグループは、企業理念“OKIは「進取の精神」をもって、情報社会の発展に寄与する商品を提供し、世界の人々の快適で豊かな生活の実現に貢献する。”を、OKIグループの考える「企業の社会的責任(CSR)」の根幹とし、創業以来の「進取の精神」に基づくあくなき挑戦と誠実な企業活動をもって、皆様の信頼にお応えするべく努めております。
しかしながら2012年度、まことに遺憾ながら、海外連結子会社において不適切な会計処理が行われていたことが判明し、その影響により過年度決算の訂正を実施する事態となりました。ステークホルダーの皆様に多大なご心配とご迷惑をおかけいたしましたことを、心よりお詫び申し上げます。この事態を重く受け止め、あらたに制定した「コンプライアンス宣言」のもと、経営が率先垂範してグループにおけるコンプライアンス意識の醸成とその徹底に努めるとともに、ガバナンス体制の見直し、グループ経営の強化などの再発防止策を継続的に運用し、二度とこのような事態を起こさない企業風土を築いてまいることをお約束いたします。
商品・サービスを通じ、社会に貢献します
OKIグループは、企業理念のもと、商品・サービスを通して社会に貢献することを使命としてきました。社会のニーズの的確な把握、要素技術・製造技術の確立、お客様にご満足いただける品質の作りこみ、そして長年安心してご利用いただくための保守体制の維持という、「営業、技術、生産、保守一体」の活動を積み重ねております。その成果として、今日ではキャリアの通信インフラや金融機関向けの営業店システム、ATM、防災システムをはじめとしたさまざまな公共システムなど、社会のインフラを供給・維持する重要な役割を担っております。
変化の激しい時代にあっても引き続きお客様、そして社会の期待にお応えしていくため、2011~2013年度を対象とした中期経営計画においては、
- 情報社会の発展に寄与する商品・サービスを提供する営業・技術・生産・保守一体となった行動
- 安定した収益を創出し、確実に成長する企業をめざす
という二つの方針のもと、成長に向けた取り組みを加速しております。2012年度は、グループ一丸となって事業拡大の施策に取り組み、一人ひとりの社員がお客様の求めるものは何かを考え、マーケット・インの発想でビジネスを進めてきたことが、着実な成果となって表れてきたと考えております。中期経営計画の最終年度となる2013年度におきましても、事業構造改革、そして成長に向けた取り組みを継続し、商品・サービスを通じて、皆様の快適で豊かな生活の実現に貢献してまいります。
グローバル企業として責任ある経営を推進します
OKIグループは責任ある経営を推進するため、グループの全企業が共有すべき価値観である「OKIグループ企業行動憲章」、そして全役員・社員がとるべき行動の規範である「OKIグループ行動規範」を定めて、その徹底に努めてまいりました。さらに2010年には「国連グローバル・コンパクト」に参加し、グローバル・コンパクトの掲げる人権・労働・環境・腐敗防止にかかわる10の基本原則に照らして、CSR活動の一層の強化を図っております。ATM事業など、海外における事業拡大を進める中で、グローバル企業として果たすべき責任を的確に認識し、持続可能な社会づくりに貢献できるよう取り組んでまいります。
「OKIグループ環境ビジョン2020」に則り、より良い地球環境の実現に貢献します
このような視点から、いまOKIグループが考える最も重要な企業活動の一つが、環境負荷低減への積極的な取り組みです。OKIグループは、グローバルな環境課題をふまえてより良い地球環境の実現に貢献すべく、2012年4月に「OKIグループ環境ビジョン2020」を策定し、「低炭素社会の実現」「汚染の予防」「資源循環」「生物多様性保全」の4つの分野で2020年の目標を設定しております。この目標の達成に向け、事業活動および商品における環境負荷低減の取り組みを強化してまいります。
「社会・環境レポート2013」および本ウェブサイトを通じ、一人でも多くのステークホルダーの皆様にOKIグループの取り組みをご理解いただき、忌憚のないご意見をお聞かせいただければ幸いでございます。
2013年6月
沖電気工業株式会社 代表取締役社長
![]()