• 商品サービス
  • 投資家の皆様へ
  • OKIについて
  • 採用情報
  • お問い合わせ
  • サイトマップ

シリーズ・特集

CINO ism

(旧:CINOのつぶやき)

Jun.15,2020

ほぼ週刊 CINOのつぶやき(チノつぶ)第80号
「コロナとイノベーション(その2)」

最新記事

イノベーション・ダイアログ

チノつぶ第57号で紹介しましたが、Yume Proでは、社内コミュニケーション活性化のため、社長と社員とのフランクな意見交換「イノベーション・ダイアログ」を行っています。2018~9年度に合計40回、約400名が参加しました。今年度はコロナの影響もあり、5月から遠隔コミュニケーションツールを活用しながらオンラインで実施していますが、やはり話題は、ウィズ・コロナを含めたアフター・コロナ(AC)時代のビジネスについてです。

AC時代のビジネス

OKIグループでも、さまざまな部門でAC時代における事業機会について検討が始まっています。イノベーション・ダイアログの参加者からも「本部長からの緊急メッセージを受けて、アイデア出しがスタートした」、「若手勉強会で、サービスロボットの活用について、AIエッジロボットのチームとも連携して検討している」など、OKIグループ内で行われる活動が紹介されました。コロナ環境下における新事業検討は、経営層から若手まで、意識が広がっています。特にイノベーション・ダイアログのような意見交換の場では、お互いに啓発されると同時に、縦・横・斜めの連携を進めるキッカケとしても有効活用されています。

これまでOKIは、人出不足や高齢化という社会課題に対応して事業機会を検討してきましたが、AC時代には、こうした課題に加えて、非対面や、省人化からさらに無人化といった社会ニーズが加わります。またテレワーク導入が加速する中で、ネットワーク関連では、これまで先送りされていた案件や商材についてのご相談されることが増えています。これらの目に見えるご要望に加えて、顕在化していないニーズについても、お客様に寄り添いながら、掘り下げることが必要と考えています。

ますます重要になるYume Proプロセスとパラダイム転換

OKIグループの事業の多くが、B to B to Cであるため、お客様の向こう側にいるエンドユーザーのAC時代のニーズを掴んで提案活動を行うことが必要になります。これは、まさに、Yume Proプロセスにおいて進めている活動です。先週のチノつぶ第79号で紹介した川崎会長のメッセージでも触れていますが、AC時代では、Yume Proがますます重要になるでしょう。

さらに、お客様やエンドユーザーのニーズを掘り下げる際に留意しなければならないことは、AC時代におけるパラダイムの転換です。新しい発想でビジネスモデルを変えていく、まさにDX(デジタル・トランスフォーメーション)の本格的な展開です。これまでは、オフラインの業務プロセスを前提として、オンラインをどのように有効活用できるかという発想で捉えられていることが多かったのではないかと思いますが、今回の経験を通じて、これまでのオフライン前提の業務プロセスという呪縛から解き放たれ、オンラインとオフラインのビジネスが主客転倒するなど新たな発想が出てきたのではないでしょうか。AC時代では、このようなパラダイム転換が次々に起こると予想されます。真の価値とは何かを見極めて提供できるかどうかが問われる中で、Yume Proの活動をさらに加速化させていかなければならないと感じています。

(2020年6月15日、チーフ・イノベーション・オフィサー(CINO)横田 俊之)

本記事およびOKIの「Yume Pro」については、こちらよりお問い合わせください。

最新記事


Special Contents

      お問い合わせ

      お問い合わせ