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OKIのイノベーション推進プロジェクトYume Pro OKIのイノベーション推進プロジェクトYume Pro

OKIのイノベーションとは

 イノベーションは一握りの天才が起こすものと考えられがちですが、OKIが目指すイノベーションは、『全員参加型のイノベーション』です。ごく一部の社員がイノベーションを起こしてくれるのを待つより、社員全員が一丸となって、イノベーションを興していこう!と決意し、さまざまなイノベーション活動を行っていく…OKIはイノベーションを全員参加型で興していくことで、みなさまのお困りごとや社会課題を解決できると信じています。
 この『全員参加型のイノベーション』を実現するために、OKIではさまざまな取り組みを行っており、この取り組みを5つのポイントからご説明いたします。

1.『全員参加型イノベーション』とは

OKIは、1881年(明治41年)に創業以来、「進取の精神」を脈々と受け継ぎ、創業事業である日本初の電話機の開発に端を発し、電話交換システムや金融機関で使用されているATM、道路交通システムなどを通して社会インフラの整備に貢献してきました。

2020年10月29日には『社会の大丈夫をつくっていく。』という新たなキーメッセージと共に、「中期経営計画2022」を発表しました。この中期経営計画のポイントは、OKIが創業150周年を迎える2031年に向け、「提案・発信型」企業へ変革し、様々なイノベーション創出にチャレンジしていくことです。OKIはこれからも社会課題を解決し続けていくために、全員参加型でイノベーションに取り組みます。

OKIのイノベーションの定義は、新規事業の創出と既存事業の革新です。イノベーションは新規事業の部門だけではなく、間接部門にとっても必要なことであり、昨日より今日、今日より明日をより良くするために、社員全員でイノベーションに取り組んでいます。
詳しくは、全員参加型イノベーションについて講演したOKI Innovation World 2021での鎌上社長(当時、現取締役会長)の講演を下記からご覧ください。

OKIでは2017年10月からOKIのイノベーション・マネジメントシステム「Yume Pro」の企画をはじめ、2018年4月からは本格的に社内でYume Proの導入、運用、改善を始めています。またYume Proの企画、導入にあたっては、鎌上会長(当時社長)の強いリーダーシップのもと実施されました。

鎌上会長に引き続き、森社長のリーダーシップのもとでもイノベーション活動を推進していきます。森社長のイノベーションに対するメッセージは、下記よりご覧ください。

2.イノベーション事業開発センター長インタビュー

OKIは、2023年からスタートする新たな中期経営計画をスピーディーに実行するべく、2020年から社長直轄組織としてイノベーション推進を担ってきたイノベーション推進センターを、より実践に特化した事業開発を進める組織に発展させ、「イノベーション事業開発センター」を発足させました。
「全員参加型イノベーションを実現するYume Pro」について、センター長に就任した藤原雄彦が語ります。

3.イノベーション・マネジメントシステム"Yume Pro"

みなさんは、イノベーション・マネジメントシステム(IMS)という言葉を聞いたことがありますか?
イノベーション・マネジメントシステムは、みなさんがよくご存じの品質マネジメントシステム(QMS:ISO 9001)や環境マネジメントシステム(EMS:ISO 14001)のようなマネジメントシステムの1つで、QMSが品質を、EMSが環境対応を目標としているのに対して、IMSは組織として効率的にイノベーション創出できるようにすることを目標としています。

不確実性の高いイノベーション活動を対象とするため、試行錯誤を前提としたプロセスを推奨している点が他のマネジメントシステムとは大きく異なる特徴です。2019年にガイダンス規格であるISO 56002が制定されており、2023年には認証規格であるISO 56001の制定される予定です。

イノベーション・マネジメントシステム概念図(出所)日本規格協会 ISO 56002日本語対訳版 図1より

OKIはIMSの標準規格であるISO 56002をいち早く先取りし、OKIの企業文化を徹底的に分析しながら、社内改革を行い、最適なイノベーション・マネジメントシステムに改良してきました。このOKIのイノベーション・マネジメントシステムを『Yume Pro』と名付け、Yume Proのもと全員参加型のイノベーションを興していきます。

4.イノベーション戦略

OKIのイノベーションのビジョンは、SDGsに掲げられている社会課題を解決することです。SDGsに掲げられている社会課題の中でも、OKIは中期経営計画2022に示した7つの社会課題(老朽化問題、自然災害、交通問題、環境問題、労働力不足、労働生産性、感染症拡大)に注力しています。この7つの社会課題を解決するために、2030年までの中長期における事業創出を目指した「イノベーション戦略」を発表しました。

イノベーション戦略では、7つの社会課題解決に向けた具体的なアクションを9つの注力分野にブレークダウンし、全社で構築・推進しているイノベーション・マネジメントシステム(IMS)「Yume Pro」のプロセスに則ったイノベーション・ロードマップとして定義しています。中長期の事業創出を支える注力技術の研究開発やイノベーションの仕組み、そしてこれを実現するための社内文化改革まで、7つの社会課題解決に向けたイノベーションに必要なすべての要素の推進について整理しています。また、このロードマップはIMSに則った評価・改善の活動を通じ、定期的に見直しを行っています。

イノベーションロードマップ

5.社内文化改革

OKIは全員参加型のイノベーションで、イノベーションが日常的に興る企業を目指しています。しかし、皆さんもご存じのようにイノベーションの道のりは決して簡単ではありません。試行錯誤を何度も繰り返すイノベーション活動は、通常ビジネスのマネジメントと本質的に異なるため、既存の価値観や事業のマネジメント・通念が阻害要因になりがちです。イノベーション・マネジメントシステムで掲げられている様々な支援(ISO 56002の箇条7)を円滑に行うためには、全社的なイノベーション創出活動に関する理解を広げることが必要となります。OKIで行っている社内文化改革を紹介します。

Yume Proチャレンジ(社内ビジネスコンテスト)から生まれたAIエッジロボット

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