• 商品サービス
  • 投資家の皆様へ
  • OKIについて
  • 採用情報
  • お問い合わせ
  • サイトマップ

Yume Pro

Yume Proとは

OKIのイノベーション・マネジメントシステム「Yume Pro」

OKIは2021年度から、全社横断にてイノベーション・マネジメントシステム(IMS)の構築を進め、2023年8月に全社規程を制定、本格運用を開始しました。そして、2024年9月に日本の製造業として初となる「ISO 56002」に基づくBSI Kitemark™認証を取得し、2025年7月に日本国内初となる「ISO 56001」に基づく同認証を取得しています。OKIのIMSは、コーポレートスローガン「Open up your dreams」にちなみ、社会課題やお客様の課題をイノベーションで解決し、夢の扉を拓くプログラム、プロジェクト、プロフェッショナルを目指すという想いを込めて「Yume Pro」と命名しています。Yume Proでは、「Ⅰ経営層による文化浸透」、「Ⅱ社員の実践支援」、「Ⅲイノベーション教育」、「Ⅳイノベーション・マネジメント」の4つの施策を柱に推進しています。

OKIのイノベーション・マネジメントシステム「Yume Pro」(出典:ISO 56001 Introduction Figure1)の図

OKIのイノベーション・マネジメントシステム「Yume Pro」(出典:ISO 56001 Introduction Figure1)

OKIの目指す姿

OKIのイノベーション活動は「全員参加型イノベーション」を掲げ、新規事業創出だけでなく、既存事業改革、業務改善もイノベーションと定義しているのが特徴です。Yume Proにより、成果の質・量の拡大につなげていくことでグローバル展開への道筋を立てるとともに、全ての社員が価値創造の主役になり、「社会の大丈夫をつくっていく。」ことを目指す姿として、イノベーション活動に取組んでいます。

OKIの目指す姿の図

OKIの目指す姿

OKIのイノベーション・プロセス「Yume Proプロセス」

OKIのイノベーション・プロセス「Yume Proプロセス」は、デザイン思考で仮説構築&検証を高速回転してコンセプトの不確実性を下げつつ解像度を上げ、効率的にイノベーションの成功確率を高める考えになっています。Yume Proプロセスは、IMSを基に5つのステップで構成し、「機会の特定」から「コンセプトの検証」までをコンセプト構築プロセス、「ソリューションの開発」と「ソリューションの導入」はデザイン&デリバリプロセスとしています。コンセプト構築プロセスでは、目標となる解決すべき課題を設定し、その課題が解決する価値のある課題なのか検証しつつ、解決する手段を開発します。これらの活動から「誰に、どの様な価値を、どのように提供するのか、何故 OKI が提供・実現するのか」というコンセプトを明確にします。続くデザイン&デリバリプロセスではコンセプトをユーザが利用できるように具現化していきます。

Yume Proプロセスの図

Yume Proプロセス

OKIのカルチャー改革

Yume Proの特色は、イノベーション活動だけではなく、イノベーションが日常的に興る企業を目指して社内のカルチャー改革を両輪で進めていることです。ISO 56001においても指摘されている通り、イノベーション活動は、通常ビジネスのマネジメントと本質的に異なるため、既存の価値観や事業のマネジメント・通念が阻害要因になりがちです。OKIでのカルチャー改革の活動を紹介します。

① イノベーション・ダイアログ

社長や副社長など、経営層と直接対話することで、イノベーションに関する経営層の考えを直接社員に伝えることを目的として実施しています。全社向け社長講演などでは伝えきれないような、社員個別の悩みに合わせた具体的な想いを伝えることが狙いです。
1回あたり10名程度で年間20〜30回程度実施しています。テーマを設定することで、経営層と1対Nの質疑応答ではなく、参加者同士の対話もしやすくなります。

イノベーション・ダイアログの写真

② アイデアコンテスト「Yume Proチャレンジ」

イノベーション研修で学んだYume Proプロセスを実践する場として社内アイデアコンテストを実施しています。毎年、200~300件以の応募がありますが、質と量を向上させるべく、様々な支援を充実させています。たとえば、各提案アイデアに加速支援者が伴走し、一緒にアイデアを磨く仕組みを用意しています。また、審査の条件として想定顧客へのヒアリングを義務付けることで、コンセプトの解像度を上げています。経営層による最終審査により支援対象を選定し、総額約1億円の戦略費をつけて社外の起業プロにも伴走いただいて支援し、将来のOKIを支える事業創出や業務改善を推進しています。

アイデアコンテスト「Yume Proチャレンジ」の写真

③ イノベーション教育

「全員参加型イノベーション」の実現に向けて、OKIグループの全社員を対象にイノベーション教育を提供しています。イノベーション教育は、基礎から実践まで目的や個人のレベルに応じて、eラーニングとワークショップを組み合わせたプログラムを提供しています。基礎教育ではイノベーションの定義や考え方、コンセプト構築方法を学習し、実践教育では実テーマで新規ビジネスや業務改善の種を仮説構築&検証して創出すると共に型を習得できるようになっています。また、イノベーションの「場」として、虎ノ門と高崎にイノベーションルームYume STを構築し、イノベーション教育や共創活動に利用しています。

イノベーション教育の写真

Special Contents

      お問い合わせ

      お問い合わせ