• 商品サービス
  • 投資家の皆様へ
  • OKIについて
  • 採用情報
  • お問い合わせ
  • サイトマップ

シリーズ・特集

CINO ism

(旧:CINOのつぶやき)

Jun.8,2020

ほぼ週刊 CINOのつぶやき(チノつぶ)第79号
「コロナとイノベーション」

Yume STからYume Proフォーラムの講演をする川崎会長

最新記事

Yume Proフォーラム開催

5月29日に、2020年度最初のYume Proフォーラムを開催しました。Yume Proフォーラムは、チノつぶ第59号でも紹介しましたが、OKIのイノベーション・マネジメントシステム「Yume Pro」を加速すべく2019年度より開始した社員向けセミナーです。2019年度は、川崎会長、横田CINO、藤原イノベーション推進部長(当時、現在イノベーション推進センター長)、千村イノベーション塾長の4人が、芝浦、大阪、高崎、蕨、名古屋などの拠点を回って8回開催し、800名の社員が参加しました。

今年度は、コロナウイルス状況下ということもあり、オンラインにて社内アイデアコンテスト「Yume Proチャレンジ」(※1)に参加を検討している社員を集める形で開催しました。川崎会長のプレゼンでは、コロナがおよぼすイノベーション活動の重要性について触れ、まさに今年度ならではの講演となりました。講演のポイントをご紹介します。

※1 Yume Proチャレンジ:2018年度から実施しているOKIグループの社員によるYume Proプロセスに基づくビジネスアイデアコンテスト。2018年度の結果は、チノつぶ第29号に掲載。2019年度の結果は、チノつぶ第77号に掲載。

今は歴史的な変革期

世の中は誰にも分からないほどの変革期を迎えています。BC(ビフォー・コロナ)とAC(アフター・コロナ)では、生活習慣のみならず、産業構造や社会システムが変わると言われています。ニュー・ノーマルという言葉が早速、出て来ました。過去を振り返れば、14世紀にペストが流行したことによって、封建制が崩れ、ルネッサンスが興りました。今、私たちは、こうした時代の大きな変革期の中にいます。

日本でも一昨年からSociety5.0が叫ばれていましたが、オンライン医療やオンライン教育など、旗を振っても、規制や社会慣行が壁となって余り進んでいませんでした。10年かかっても進まなかったことがこの数ヶ月間で実現できたことを私たちは目の当たりにしています。今後このようなことはまだまだあると思います。

物事の本質を見極める

こうした変革期では、変化にチャレンジする企業にとっては、大きなビジネスチャンスとなります。逆に、旧態依然とした仕事に執着する会社はまさに存亡の危機を迎えることになります。この変革期がピンチとなるのか、チャンスとなるのか。それは、私たちの仕事のやり方にかかっています。大切なことは、物事の本質は何なのかを見極めることです。つまり会社に通勤することが大切なのではなく、何が会社にとって大切な仕事なのかということです。

テレワークでYume Proフォーラムに参加したメンバー

たとえばテレワークを一度経験すると、今まで満員電車に揺られて通勤して会社に行っていたことは何だったんだろうと思うところがありますよね。もちろん、在宅勤務にも課題や問題は個人個人で違うとは思いますが、今までできなかったことが、できることを実感したのではないでしょうか。テレワークでの会議も日常的に集まって開いていた会議とは違い、基本的には極力簡潔に、そうは言っても言いたい事は言う。顔が見えない分、言いやすいと言う意見もあるぐらいです。

テレワークの課題や問題点は浮き彫りにして何らかの方策をとって解決して行くことは継続的に行わなければなりません。また、どうしてもテレワークでは対応できない仕事があるとは思います。しかし、これらも色々な工夫することで新たな可能性があると考えます。自らが直面や感じた課題は、まさにビジネスの種であり、ビジネスチャンスでもあると思います。

コロナ時代でますます重要になるYume Pro

最近、在宅勤務のために専用の椅子が売れたり、背景を隠すような簡単な家具が売れたり、自らの困りごとからアイデアを出してビジネスに結びつけている話をよく耳にします。まさに自らが困っていることを念頭に、ビジネスを繋げている例です。OKIが進めているイノベーション活動は、お客様やお客様のエンドユーザーにとって困っていることは何なのか、その大切な本質は何なのかを掴んで、ビジネスに繋げて行くことが重要と考えています。

アフター・コロナの時代では、ますますこのような観点が重要になります。今後、さらにYume ProをOKIグループ全体に浸透させ、イノベーションを加速する企業文化に変えていきたいと考えています。

(2020年6月8日、チーフ・イノベーション・オフィサー(CINO)横田 俊之)

本記事およびOKIの「Yume Pro」については、こちらよりお問い合わせください。

最新記事


Special Contents

      お問い合わせ

      お問い合わせ