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注力分野の活動事例

物流

配送計画の自動化でコストを削減できます

配送計画で
お悩みはありませんか?

配送計画により、効率もコストも変化します。そのため、配送計画には長年の経験を活かしながら、その日の配送要求に応じて、ある程度の時間をかけて策定します。

特に、配送コストでは燃料費が大きく、配送計画でトラックの便数や総走行距離が決まります。トラックの便数には積載率の設定が影響します。

つまり、1台のトラックで一括配送するか、2台のトラックに分割して配送するかで積載率が決まり、結果トラックの便数も決まる。よって、配送計画でコストを削減することを考えるには、配送に関する諸々の条件を巧みに調整することが必要であり、時間をかけて検討すれば最適な計画が立案できるとは限りません。
また既存の配送ソフトでは、現場の配送ノウハウ(たとえば、分割配送)を考慮することはできておらず、まだまだ改良の余地があります。

よって、配送現場で悩んでいる配送計画の課題を整理すると、配送計画を立案できる人材が限られていて新人に教育できない、配送品の確定からコスト最小な配送計画を検討しても配送開始までに十分な時間がない、配送計画は人の経験とスキルにより誰でも同じように計画を作ることはできない、ということになります。

OKI はAI技術を用いて、一括から分割までコスト最小な配送計画を自動算出

配送計画ではコストに影響する燃料費を削減するため、トラック便数や走行距離を減らすための配送ルートと配送量の最適化が重要です。そのため、配送現場では過去の経験から一括配送と分割配送を組み合わせてトラック便数や走行距離の最小にしています。

ここで、分割配送は1つの配送先に2台以上のトラックで荷物を届ける方法であり、一括配送で積載できなかった量を別のトラックの隙間に積んでトラック1台の積載率を向上させる効果もあります。
従来から配送現場では、トラックの積載率を一括か分割かを考慮しながら、配送品、配送先、配送ルート、配送回数を頭で試行錯誤して、時間内で検討した施策でトラック便数や走行距離が最小となる配送計画を策定します。
このとき、確定した配送品をどのような分量でどのトラックに荷物を分けるのかの条件を繰り返す計算は考慮する要素が多いほど複雑になり、最適解を算出することが難しくなります。

そこで、OKIはこうした条件の組合せから最適解を求めるプロセスについて、工場現場の作業効率化で実績があるAI技術の適用を考えました。 具体的には、配送品を一括か分割かの判断も含めて配送計画を自動で算出する最適化モデルを考えました。OKIは今回の配送計画の最適化問題に対して、配送条件(一括・分割)を考慮したコスト最小型ルート配送最適化アルゴリズムを作成しました。

コスト最小型ルート配送最適化アルゴリズムの有用性

アルゴリズムを用いた場合の有用性を確かめるために、実際の店舗配送の現場で運用してみました。

<検証方法>

  • 最適化アルゴリズムの有無で配送にかかった距離とコスト(燃料費+高速道路料金)を比較
  • 現場で設定されている配送ルールを、最適化アルゴリズムにも反映(分割配送の可否、時間指定、最大積載数等)
  • 配送計画策定に要する時間は、最適化アルゴリズム有無で同等レベルとする
    (配送実績値は株式会社ロンコ・ジャパン様のご協力による)

実験からさらに必要な機能を追加

  • トラックに割り当てられる作業時間を均等化
  • 有料道路料金に関する利用ルールを設定しての、ルート提案
  • 組み合わせを不可とする店舗をあらかじめ設定する事が可能
  • 分割配送の候補店舗で距離の削減効果が小さい場合は、分割する事による管理工数増を考慮して分割しないようにします。

OKIのすごいところ!

<お客さまの声>

  • OKIのアルゴリズムを使う事で年間で700万円近いコストを削減できる効果が得られた。同アルゴリズムは自動計算となるため、配送要件を入力するだけで、常に安定して、早く配車表を作成でき、配送時間の短縮や配送コスト削減が期待できる。
  • 一括・分割の配送条件を組み合わせる複雑な配送計画であっても、自動で最適な計画立案ができた。今後、同アルゴリズムによる最適計画の精度を高めることで、ベテランや新人の経験差で配送計画が変動せず、荷主からの配送要件が確定次第、簡単に迅速に計画立案ができるため、配送現場の工数を有効活用でき、配送案件の拡大が期待できる。

<パートナー募集>
こんなご要望をお持ちの方は是非ご連絡ください。

  • OKIアルゴリズムを活用しながら、配送計画の自動化を検討してみたい
  • OKIアルゴリズムを自社システムと連携して、配送システムの最適化を検討してみたい
  • 配送計画に関する困りごとをAI技術で解決してみたい
本記事およびOKIの「Yume Pro」については、こちらよりお問い合わせください。

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