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ヘルスケア
行動変容システム
睡眠改善ソリューション
国民の5人に1人は
睡眠に課題を感じていると言われています。

40代男性(既婚)
大手企業勤務の管理職
- 仕事のストレスから睡眠トラブルがある。
- 朝起きるとつらい日があり、倦怠感がある。
- 運転中や家族と一緒にいるときに眠くなることがある。
- 薬の治療は、依存性があるのではないかと思い、ためらっている。

30代女性(独身)
事務職・契約社員
- 職場に睡眠の課題について知られたくない。
- 朝起きることがつらい。
- 睡眠薬の服用をコストに感じている。
- 就業時間内の生産性が低いと本人が感じている。

OKIは、働く世代、眠りに課題がある人に対して、『健康な生活』を提供するために、これまでにない睡眠改善ソリューションを提供します。
OKIが提供する行動変容システム
- 行動科学の考え方に基づいて、対象者の特徴・状況に応じたリアルタイムの情報通知を行い、
生活習慣を変容させるシステムを開発しました。 - 日常の行動を分析し、その人に適した介入で、意識・行動を変容させます。
- OKIはサービス事業者様との共創により行動変容サービスを構築します。
行動変容技術を適用したサービスのイメージ

OKIが提供する睡眠改善ソリューション
OKIは行動変容システムを活用し、睡眠改善ソリューションを開発しました。
睡眠改善ソリューションは、医師等の医学的知見を取り入れ、日中の起きている時の生活習慣を提案する、モバイルのアプリケーション上で動くシステムです。
- アンケートデータやセンシング技術により生活リズムを推定
- 生活リズムに合わせて、睡眠をはじめとする生活改善の提案をタイミングよく提供
サービスの特長
行動科学に基づく、個別化されたリアルタイムアドバイス

- 行動変容を手助けするプロンプトメッセージ※1を出します。
- 1日に数回送られてくるプロンプトメッセージを受信することで、ユーザーは知らず知らずの間に健康的な生活習慣を身につけます。※2
- ※1)ユーザーがターゲット行動について考えるように仕向けるきっかけとなるメッセージです。
- ※2)2018年所沢市での実証実験で検証しました。
睡眠改善ソリューションでは、ユーザー情報、生活習慣の記録、プロンプトメッセージのレスポンスをもとに、ユーザーごとに、受容しやすいタイミング、メッセージの内容をシステム側で学習し、個別化されたタイミング/内容で受信します(特許出願済み)
臨床試験で睡眠改善の効果を確認
京都大学が2020年11月から2021年3月まで行った「睡眠の問題を抱えた働く世代を対象とした臨床試験」で、睡眠改善効果が実証されました。
本成果は、2022年7月25日に国際学術誌JMIR(Journal of Medical Internet Research)に掲載されています。

京都大学が行った臨床試験では、睡眠の問題を自覚する労働者116名を対象として、4週間の介入期間で試験を行いました。その結果、不眠重症度を示す評価尺度であるISI(Insomnia Severity Index)の有意な改善効果を確認しました。
詳しくはプレスリリース(京都大学などと行動変容技術を活用した臨床試験で睡眠改善の効果を確認)を参照下さい。
OKIは、働く日本人の睡眠の課題を解決するソリューションを開発しています。
本サービス・技術に興味のあるサービス企業様への提案が可能です。