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プリント性能


プリント性能

プリント速度にもプリント品質にもすぐれたLED方式の実力チェック

最後に、プリンターの基本性能となるプリント速度やプリント品質についてチェックしていこう。

まずプリント速度だが、一度の紙送りで4色をプリントするシングルパス技術の採用や搬送ルートの短縮化によって、連続プリント速度36ページ/分(A4ヨコ送り片面)、ファースト印刷時間は約6.3秒(A4ヨコ送り片面)を実現。さらに、熱を蓄える定着器の部材や構造などを見直したことで、電源投入時の立ち上がりは約20秒、パワーセーブからの復帰時は約9.9秒と、ウォームアップタイムも短い。実際に試し刷りを行ってみたが、気持ちいいほどに素早くプリントされた。これなら、大量のプリントを行いたいときも、1枚だけすぐに印刷したいときも、印刷待ちでイライラすることはないだろう。


「C844dnw」のプリント速度をチェックしてみた。紙送りが始まってから1枚目が排紙されるまでのファースト印刷時間は「6秒04」。1分間の連続プリント枚数である36枚を印刷するのにかかった時間は「58秒62」と、どちらもほぼカタログスペックどおりの結果となった


「C844dnw」では低融点トナーが採用されている。あわせて新規に定着器を開発し、ウォームアップタイムや最大消費電力、さらにはプリンターの省エネ性能を示すTEC値が前機種と比較して大幅に削減されたという。また、トナーカートリッジとイメージドラムは一体化されているように見えるが、取り外してそれぞれ交換できるようになっている

LEDプリンターならではの高精細なプリント品質

レーザー光ではなく、イメージドラムに近い距離から一斉にLED光を照射するOKIのLEDプリンターは、高精細な印刷が可能で、小さな文字や細い線がツブれにくいのもメリット。その実力を検証してみようと、意地悪なほどに小さなフォントサイズ2ptの文字を印刷してみた。肉眼ではよく確認できなかったので、マクロ撮影を行ってみたがどうだろう、画数の多い文字もツブれずに印刷されていると言ってよいほどの高精細なプリント品質ではないだろうか。

2ptの文字がどれだけ小さいのか、横に置いた10円硬貨の大きさからそれがわかるだろう。ぼほ極限とも言えるような文字の小ささにもかかわらず、拡大するとしっかり読み取れた
高精細な印字が可能であればこそ、1枚の紙に複数のページを印刷するマルチページ印刷機能の有用性も高まるもの。「C844dnw」は片面最大16ページ、両面最大32ページまでを1枚に収めることができるが、A3用紙であれば十分に内容を確認できた。さすがに取引先へ提出する資料としての使用はためらわれるが、社内で使う分には十分だ
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