A3カラー機「C844dnw」でチェック! 省スペースボディでメンテナンスも簡単
ここからは、「COREFIDO EX」モデルの最上位機種にあたるA3カラーLEDプリンター「C844dnw」を使って、その実力をチェックしていこう。
常識を覆す新サービス 7年間無償保証サービス「COREFIDO EX」モデル登場
ここからは、「COREFIDO EX」モデルの最上位機種にあたるA3カラーLEDプリンター「C844dnw」を使って、その実力をチェックしていこう。
「C844dnw」の特徴のひとつは、A3カラーLED/レーザープリンターとして世界最小の設置面積(※2)を実現したこと。前述のとおり、LED方式はレーザー方式に比べて構造がシンプルなため、筐体をコンパクトにしやすい。しかも、プリンターの操作や給排紙、消耗品の交換などが前面から行える。オフィスの隅や棚の上などにも設置しやすいボディとなっている。
※2 A3使用時、2019年1月現在、当社調べ(同社製品除く)
「C844dnw」の本体サイズは449(幅)×552(奥行)×360(高さ)mm。A3対応のため奥行きはそれなりにあるが、幅はスリム。A3カラーLED/レーザープリンターとして世界最小の設置面積(※2)を実現しただけあって、小さなオフィスや店舗のバックヤードなどにもスッキリと設置できる
前面下部の給紙トレイには、A3普通紙(64g/㎡)を最大320枚セットできる。トレイ前面の左側には、おおよその用紙残量を確認できるインジケーターが搭載されるなど、気がきいている。本体下部には、オプションの増設トレイユニットをさらに4段分プラスでき、最大2,750枚(マルチパーパストレイ含む)の大量給紙も可能だ
また、便利なのが、前面上部を開くと現れる「マルチパーパストレイ」だ。このトレイは、用紙坪量が最大256g/㎡、幅が最小55mmまでの多彩な用紙に対応。「はがき」の印刷はもちろん、贈答品の簡易包装に使われる「短冊のし」の印刷も可能だ。さらには、最大1321×297mmの長尺用紙にも対応するので、ポスターや垂れ幕作りにも活用できる。
このほか、印刷の多様さの点では、食品スーパーやホームセンターのPOPやポスターで使用される「耐水紙」、調剤薬局などで使用される「薬袋」へのプリントも実現。オフィスだけでなく、幅広い業界のバックヤードでフル活用することができる。
前面上部を開くと、さまざまな用紙サイズに対応した「マルチパーパストレイ」が現れる。このトレイを使うことで、最大256g/㎡の用紙や、最大1321×297mmの長尺用紙へのプリントが可能になる。背面に備わった「後方排紙トレイ」を組み合わせると、紙を丸めないストレート排紙が行えて使い勝手もいい
NFCに対応したスマートフォンなら、操作パネルの右に備わったNFCポートにかざすだけで、「C844dnw」と無線LAN接続が可能。スマートフォンに保存されている文書や写真の印刷も簡単だ
「7年間無償保証」に加え「メンテナンス品7年間無償提供」に対応した「COREFIDO EX」モデル。定着器ユニットやベルトユニット、給紙ローラーセットといったメンテナンス品が寿命を迎えても、これらがメーカーから無償提供されるのがありがたい。とはいえ、交換はユーザー自身で行うというのが「COREFIDO」の前提。「作業が難しいのでは?」と不安に感じた人もいるのではないだろうか。
結論から言うと、それは間違い。LEDプリンターである「C844dnw」の内部は驚くほどシンプルな構造なので、メンテナンス品の交換が簡単に行える。スタッフが実際にメンテナンス品を取り外してみたが、驚くほどに簡単で、時間がかからなかった。
「C844dnw」の内部構造はシンプルなので、紙詰まりにもすぐに対処できる。トレイについている給紙ローラーもメンテナンス品のひとつだ。こちらも簡単に交換できた