自動車業界は、EV化や自動運転、コネクテッドカー、シェアリングといったキーワードで語られる、100年に一度の変革期を迎えています。この変革により、車載電子機器・装置においても高度化・高密度化・IoT化への急速な対応が進んでおり、製品の対象試験や規格も多様化が進んでいます。これに伴い、高額な最先端の専用試験装置と、熟練した高度なスキルをもった専門家による試験対応の需要が急増しています。
新設の「OKIエンジニアリング群馬カーエレクトロニクステストラボ」は、ITの活用により本社ラボ(東京都練馬区氷川台)や本庄ラボなど遠隔からの試験対象品の状態監視、試験設備の稼働状況や測定データの取得・分析を実現し、少人数で24時間365日運用する「スマートテストラボ」として稼働しました。 このカーエレクトロニクステストラボにより、各種環境試験・信頼性評価サービスをワンストップで提供可能な体制を構築しております。
「LSIプロセス診断」は、電子部品の潜在的欠陥を調査する「良品解析」の手法をIC/LSI向けに応用したサービスで、検出した不具合要素の危険度を数値化し、その改善案も提供いたします。「LSIプロセス診断」で実施する検査は、アセンブリプロセスで6種(外観、X線、超音波、パッケージ断面、内部、クレータリング)、ウェーハプロセスで4種(チップ表面、断面SEM、断面TEM、界層解析)の計10種を基本としています。