IoTアイデアソン最優秀賞を受賞!
SUMMARY
OKI 経営基盤本部 イノベーション推進部の小杉篤史です。このたび、2018年8月25日(土)にインフィニオン テクノロジーズ ジャパンが主催した「IoTアイデアソン」に参加し、最優秀賞を受賞しました。アイデアソンの概要を紹介します。

右から私と上村 和孝さん、大松 良司さん
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アイデアソン概要

それでは、実際のアイデアソンにつきまして紹介します。
今回のアイデアソンは、IoTなどのデバイスに必須なセンサー、そんな中でも注目されているMEMSマイクと気圧センサーの2つの最新高性能センサーを活用したアイデアソンです。テーマは「インフィニオンの高性能センサーを使って暮らしをより便利にする方法を考える」です。スマートホームなどで自宅での生活を効率化する、あるいはウェアラブル端末で様々な情報を活用するなどが対象です。
イベント概要
日時:2018年8月25日(土)10時~18時 ※9時30分開場
場所:DMM.make AKIBA12階 Base
住所:東京都千代田区神田練塀町3 富士ソフト秋葉原ビル12階
費用:無料(ランチ&ドリンク・懇親会では軽食付き)
参加人数:最大30名
主催:インフィニオン テクノロジーズ ジャパン
運営:DMM.make AKIBA
https://xensiv-iot-ideathon2018.peatix.com/?lang=ja
https://akiba.dmm-make.com/about/eventDetail/228
アイデア概要
今回のアイデアソンですが、まず私がアイデアの元を作り上げてから、アイデアにご賛同いただいた上村 和孝さん、大松 良司さんとチームを組んでアイデアの組み立てを行い、結果として生まれた「『お守り』をIoTで実現するアイデア」を発表しました。
まず、アイデアの起点を考えました。アイデアの起点として「お困り事」を色々思い浮かべますが、妻が低気圧になるとめまいを起こしていた事が思い浮かびました。このお困り事を実際に調べてみると、低気圧とめまい・片頭痛・関節痛に関連性があることが判明したため、そこから既存サービスを調べて、アイデアを発想しました。
アイデアを作成するにあたって、自分自身に問いかけしたのは以下の点です。
- なんとなく体の調子が悪い時に頼りたくなるものは何か?
- スマホでチェックするのは煩わしい。もっと簡単にチェックできないだろうか?
- 人間も簡単には気づかないような低気圧を、どうやって知ったら良いのだろうか?
また、重要視したのは以下の点です。
- 自分が本能的に使ってみたくなるサービスを作ろう!
そこで閃きました。
「そうだ!お守りに気圧センサーのDPS310を埋め込んで、低気圧になったらLEDを光らせよう!」
このアイデアについて、運営の女性の方が「あーあるある!」と言ってくださり、内心で「これはいけるぞ!」と確信しました。そして、このアイデアにご賛同いただいた上村さん、大松さんとチームを組み、プレゼンテーションしました。

このお守りのスゴい所は、「ヘルスケアが行えて」「身につけなくても良くて」「神様が守ってくれて」「簡単に作れる」点です。
しかも、アイデアソンのメンバーに電子回路の専門家が居り、ササッと回路を書いてもらいました。流石専門家です!

アイデアソン結果
発表会でこのアイデアを発表した結果、もの凄く反響がありました。そして、9チームの発表の中で、なんと最優秀賞をいただきました!
今回のアイデアは本当に実現させたいアイデアです。ぜひ、OKIでブラッシュアップしていきたいと思います。
今後もアイデアソンなどに参加し、他社の方と一緒にOKIのイノベーション創造を加速していきたいと思います!