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CINO ism

Jun.17, 2021

『CINO ism Vol.5』
JIN IMSAPコミュニティにて特別講演

IMSAPコミュニティ特別講演での横田(前CINO:上)と藤原(CINO兼CTO:下)の写真
IMSAPコミュニティ特別講演での横田(前CINO:上)と藤原(CINO兼CTO:下)

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先日、一般社団法人Japan Innovation Network(JIN)で企画しているInnovation Management System Acceleration Program(IMSAP※1)のコミュニティでの講演依頼を受けて横田(前CINO)と共に登壇しました。
ご参加された各社の積極的な姿勢にも触れ、我々も大変刺激を受けましたのでここにご紹介いたします。

※1 IMSAPスタジオ:ISO 56000シリーズについて学び、自社でのイノベーション・マネジメントシステム(IMS)導入に繋げるための、日本初のIMS実践者向けプログラム
https://ji-network.org/activity#imsap(外部サイト:一般社団法人Japan Innovation Network)

IMSAP からのスタート

OKIは、JINの第1期IMSAPキャンプ(※当時は、イノベーション塾)より何度かメンバーが参加しています。
2017年当時近年のDX進展によるキャッシュレス・ペーパーレス化が、OKIの事業環境へ影響すると想定し、時代にあわせて新しい事業をスピード感をもって継続的に創出しなければならないといった想いを、経営者自らが抱き、IMSAPを通したJINとの関係が始まりました。
IMSAP参加企業の皆さんからも刺激を受けながら、社長からは2ヶ月で仕組みを作って、組織を立ち上げるという指示のもと、JINにご支援いただきながらプロセスを構築し、「イノベーション推進部(当時)」を立ち上げました。今思えば、これがOKIのイノベーション・マネジメントシステム”Yume Pro”の始まりでした。
当時は、ISO 56002も公開されておらず、国際標準に先駆けて当時の“Yume Pro”を構築し、そこから、何度も磨き上げて、今に至っています。そして、今年IMS Readyに向けて、全社ワーキングを立ち上げ、各事業本部を含めてメンバーを一新してIMSAPスタジオへ参加しています。また、今年から新たに企画されたスウェーデンスタジオ※2にも参加し、イノベーション人財強化を進めます。

※2 スウェーデンスタジオ:JINとスウェーデンのイノベーション・マネジメントの専門家集団のAmplifyとの個人向けのトレーニングプログラム
https://ji-network.org/info/05/4492(外部サイト:一般社団法人Japan Innovation Network)

IMSAP コミュニティにて講演

JINは、国内の主要メーカーをはじめとする豊富なイノベーションの加速支援の実績があり、日本を代表して、IMSの標準化を牽引されています。JINに多大なるご支援をいただきながらOKIのイノベーション・マネジメントシステム“Yume Pro”を共に推進してきました。そういったこれまでの活動が、IMSAPへ参加企業への参考となり、手本となる取り組みとして是非紹介したいとのご要望をいただき、IMSAPコミュニティでの講演をお受けしました。

横田(前CINO:左)と藤原(CINO兼CTO:右)の写真
横田(前CINO:左)と藤原(CINO兼CTO:右)

OKIの取り組みを解説していただきながらのQ&A

講演の前半は、「OKIのイノベーション・マネジメントシステム”Yume Pro” Part 1」として、これまでの”Yume Pro”の取り組みについて横田前CINOから説明し、「OKIのイノベーション・マネジメントシステム”Yume Pro” Part 2」として、イノベーション創出事例紹介と今後の重点施策について藤原からお話しました。講演を聞きながらチャットによる多くの質問を出され、講演後にJINからOKIの取り組みのポイントについて解説していただきながら、選択した質問のQ&Aにより理解を深めていきました。JINからは、OKIが取り組んだ組織改編について、10名程度のイノベーション推進部が立ち上がってから数年で150名近いイノベーション推進センターへと変革するといったOKIの明確な意思を感じるとともに、研究開発業務の取り組み方の変化についても質問を交えながら解説していただきました。実際、2020年度来、OKIでは研究開発テーマ設定の際に、BMCに則った初期仮説を検討して、成長戦略に貢献できる研究開発テーマにフォーカスすることを徹底すること、つまり、研究開発もその目的・出口を明確に定めて推進してきました。それにより、この一年を通して各メンバーの意識が大きく変わってきたと実感しています。また、OKIが取り組むアイデアコンテスト“Yume Proチャレンジ”の重要なポイントとして、加速支援(伴走者)についての質問も受けました。ここは、CINO ism Vol.4に掲載していますので参照してください。
OKIもイノベーション企業としては、道半ばですが、地道に一歩一歩継続して活動してきたことが、「全員参加型のイノベーション」という方針を打ち出すことにつながったのだと思います。この活動を常に対外的に発信することによって、全員参加型のイノベーションをさらに加速していきたいと思います。

(2021年6月17日、OKI執行役員CINO兼CTO 藤原 雄彦)

本記事およびOKIの「Yume Pro」については、こちらよりお問い合わせください。

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