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CINO ism

(旧:CINOのつぶやき)

Feb.1,2021

ほぼ週刊 CINOのつぶやき(チノつぶ)第110号
「守屋語録」

OKIのシニア・アドバイザー守屋実さん

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チノつぶ第55号で紹介しましたが、2019年8月から、新規事業のプロ守屋実さんにOKIのシニア・アドバイザーに就任していただき、月2回程度の相談会を開催しています。さしずめイノベーションの守屋道場です。1年半の相談会を通じて、守屋さんからいただいたアドバイスは、「守屋語録」にまとめてイノベーション活動に活用しています。私達が大切にしている守屋さんの言葉を、いくつかご紹介させていただきます。

「新しい市場を攻めるときにはプロが必要」

「新しいマーケットを攻めるにはマーケットのプロが必要だ。参入しようとする市場のことを理解していないで失敗するのが、大企業に共通する失敗パターンだ。」

「少なくとも1次情報、できれば0次情報を得る」

「顧客から直接得た情報は1次情報。自分自身が、顧客と同じビジネスをやって得る情報が0次情報。徹底的に顧客の目線で仮説検証するためには、顧客の立場になってみることが必要。間接的な顧客情報(2次情報)だけでは、仮説検証には限界がある。」

「客の立場に立って考える」

「よく手離れがいいビジネスモデルがいいという人がいるが、これは完全に売り手の都合。当たり前だが、売り手にとって都合がいいことが、顧客のニーズになっているとは限らない。」

「素晴らしいと思える提案を持っていっても採用されないことがある。顧客の困りごとを解決するアイデアでも、顧客にとって、その困りごとの優先順位がどうなっているかを考えることが必要だ。持ち込んだ提案のプライオリティは、10番目かもしれない。顧客が投資できる予算は限られているので、プライオリティの高い困りごとを提案しなければ採用されない。」

「仮説検証は実顧客とのやりとりを高速回転させること」

「顧客とのやりとりを高速回転させることが事業開発だ。少なくとも100回くらいは当たって仮説検証をしなければならない。もちろん、毎回持って行くビジネスモデルは、バージョンアップしていくことが必要だ。」

「提案の解像度を上げることで顧客回答の解像度を上げる」

「質問の解像度を上げなければ、答えの解像度は上がらない。紙芝居や映像でも構わないので、提供するソリューションの内容や価格などをできるだけ具体的に示せば、顧客から具体的な回答が返ってくる。」

「魔物を見極める」

「だいたいどんなアイデアも、同じことを考えた人は10人、100人といるはず。自分たちは、11番目、101番目で挑戦することになる。このアイデアがビジネスになっていないというのは、どこかに魔物がいると考えることが必要。どこに、どんな魔物が潜んでいるかを見極めて対策を立てないと絶対にうまくいかない。魔物は、規制だったり、職場の文化だったりと一様ではないため、理屈で考えるのでは無く、現場を知ることが大切だ。」

(2021年2月1日、チーフ・イノベーション・オフィサー(CINO)横田 俊之)

本記事およびOKIの「Yume Pro」については、こちらよりお問い合わせください。

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