Linux対応
ネットワーク接続で利用する場合、比較的簡単に利用できます。
お使いのOSのバージョンによって異なります。
まず、次のいずれであるかを確認してください。
これ以外の場合は、残念ですが情報がございません。
設定の手順は、おおまかには次の通りになります。
製品に添付されたマニュアルを御覧ください。
rootユーザーになって、プリンターのIPアドレスとそれを参照する時の名前を/etc/hostsファイルに登録してくださ い。たとえば、プリンターのIPアドレスが193.168.0.2で、それをMICROLINEという名前で運用する場合には次のように記述してください。
193.168.0.2 MICROLINE
ただし、この記述はこの/etc/hostsファイルのあるホストでのみ有効です。
多くのホストで名前を共用したい場合は、DNS(ドメインネームサーバー)を利用してください。
Linuxには複数の印刷システムが存在します。
ご利用のシステムが標準の状態でどの印刷システムがインストールされているかは、ディストリビューションやバージョンごとに異なります。
以下に、さまざまな印刷システムのうち最も基本的なlpr利用している場合とCUPSを利用している場合のインストール手順について説明します。
プリンターのIPアドレスがMICROLINEという名前で参照できるようになっており、それをシステム内でMICROLINE_lpというプリンタスプール名で運用したいと仮定します。
次に示す作業はrootユーザーで行ってください。
mkdir -p /usr/spool/lpd/microline
touch /usr/spool/lpd/microline/errors
chown -R daemon /usr/spool/MICROLINE_lp
chgrp -R daemon /usr/spool/MICROLINE_lp
CUPSではWEBインターフェースにより容易にプリンターをインストールすることができます。
プリンターのIPアドレスがMICROLINEという名前で参照できるようになっており、それをシステム内でMICROLINE_lpというプリンター名で運用したいと仮定します。
次に示す作業はrootユーザーで行ってください。
まずブラウザから次のURLを開いてください。
http://localhost:631/admin
“Add Printer”ボタンをクリックしてください。
プリンター名、場所、説明を入力します。場所と説明は省略可能です。プリンター名MICROLINE_lpを入力してから“Continue”ボタンをクリックしてください。
リストからデバイスを選択します。ここでは例としてプリンターとの接続方法をSocketとします。AppSocket/HP JetDirectを選択して“Continue”ボタンをクリックします。
プリンターのデバイスURIを入力します。プリンターのアドレスがMICROLINEという名前で参照できるようになっていますので、socket://MICROLINEと入力します。“Continue”ボタンをクリックします。
リストから適切なメーカーを選択し、“Continue”ボタンをクリックします。
リストから適切なモデルを選択し、“Continue”ボタンをクリックして登録終了です。
プリンターのリンク(MICROLINE_lp)をクリックするとプリントキューの状態が表示されます。