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Yumeトーク

Mar.30,2020

Yumeトーク第25回
SDGsをキーワードに地域で広げる共創活動

SUMMARY

今回は、チーフ・イノベーション・オフィサーの横田が、インタビュアーとなって、中部支社のメンバーと対談しました。昨年12月に開催したOKI Style セミナーの狙いや成果をはじめ、中部支社の取り組みにフォーカスします。

中部支社でのYumeトーク対談
右から横田CINO、二井家支社長、山田 信将、徳永 雅一

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横田中部支社では昨年12月に「SDGsが拓くビジネスイノベーション」というテーマでOKI Style セミナーを開催されました。私も「OKIのイノベーション・マネジメントシステム『Yume Pro』について」というテーマでプレゼンをさせていただきました。
まず、このセミナーを企画された背景や狙いから伺います。

〈インタビュアー〉
OKI執行役員 チーフ・イノベーション・オフィサー
横田 俊之

二井家今回の企画は、支社の金融機関担当の営業が中心になって行いました。現在、金融庁が地域金融機関にSDGsの取り組みを促していることもあり、関心が高くなっています。そこで、金融機関を中心に一般法人のお客様に対してOKIの取り組みを紹介し、認知度を高めるという狙いで実施しました。

二井家 徹
統合営業本部第三営業本部中部支社 支社長

横田セミナーの手応えはどうだったのでしょうか?

二井家セミナーに参加された企業と5件程度のワークショップ開催に結びつけられればと考えていました。終わってみると、21社がワークショップを実施したい、若しくは検討したいという結果になりました。

横田目標の4倍になったんですね。実際に企画を担当されていた山田さんは、どんな感想を持っていますか?

山田様々な金融機関のお客様にお越しいただきました。SDGsの取り組みは、まだまだこれからというところが多かったのですが、それが良かったなと感じています。
SDGs達成のために、ビジネスイノベーションにつなげていかなければいけないということが伝わりました。また、OKIの取り組みを聴いていただくことができて、実施してすごく良かったなという気がしています。

横田お客様との対話の中で、SDGsの中で一緒に解決していこうという具体的な課題は出ていますか?

山田現段階では、経営層にOKIの取り組みを紹介して欲しい、SDGsからイノベーションを興す取り組みを一緒に勉強したいという声が多いですね。

横田これから、SDGsを切り口にイノベーションにつなげていこうと思うと、お客さまのビジネスを分析しながら、Yume Proプロセスでいうとステップゼロの初期仮説づくりを念頭に置いたワークショップを企画していくことが大切ですね。

山田 信将
統合営業本部第三営業本部中部支社営業第一部営業第一チーム チームマネージャー

山田共創パートナーのビジョンを踏まえた上で、一緒に解決していく社会課題について共通認識を作ることができれば、具体的な取り組みが見えてくると思います。

横田共創活動と言っても、「一緒に何かできたらいいですね」というレベルだと何も生まれないので、一緒に解決を目指す目標が大切ですよね。
SDGs達成に向けて、お客様との共創活動機会を探索するという活動は、中部支社では広がりつつあるのでしょうか?

二井家今回のセミナーには、支社の営業が普段会う機会の少ないお客様の経営企画や総合企画というセクションの方に来ていただくことができました。お客様の経営課題に対して、一緒に解決していきましょうという発想やマインドが広まりつつあると感じています。

徳永私は、自治体を担当しています。これまでは、OKIの商品やサービスありきで接していました。SDGsの視点でお話をさせていただく中で、たとえば、「人手不足解決の中で市民サービスを向上させるためのソリューション」といった視点で会話ができるようになりました。
SDGsを一つの言語として何か共通点を見つけるというアプローチはありなのかな、そんな手ごたえを感じ始めているところです。

横田今後、こういった活動を支社で進められていくときに、何かネックになりそうな課題はありますか?

山田本業の営業も抱えているので、工数のバランスが気になるという人もいます。ただ、SDGsという切り口が、いわば「ドアノック」として通用するようになってきています。SDGsで顧客と対話を行うことが、本業の営業にもプラスになるという相乗効果があると思います。

徳永今までですと、製造業には、このソリューションだとか、自治体はこれといった、ばらばらのアプローチでした。SDGsの課題解決は、一企業だけではできません。商工会や商工会議所、地域のシンクタンク等を巻き込んで、大きなグループができていっています。
我々が今まで手が届かなかった、そうした輪の中まで、うまくアプローチできるようになると、大きなビジネスにつながっていくと期待しています。

横田具体的な課題解決を一緒に進めていこうという話になれば、支社だけでなく本社の事業部を巻き込んでいくことが必要になります。イノベーション推進部もバックアップしますので、是非、一緒に取り組んでいきたいですね。

徳永 雅一
統合営業本部第三営業本部中部支社岐阜支店 支店長

徳永これまで、OKIプレミアムフェアやプレス発表でOKIの先進的な取り組みを発信してきています。ただ、実際に自治体や地域へ行って話をしても、なかなか伝わっていません。
こうした中で、今回のセミナーは、OKIの取り組みを知っていただくいい機会になりました。

横田今後、中部支社で強化しようとしていることは何ですか?

二井家支社は総勢約50名。今回の企画に携わったのは約10名で、まだ5分の1です。今回の企画は、本当にお客様の反応が良かったので、この取り組みを支社内に展開していきたいと思います。

横田最後に、皆さんの今後の抱負をお聞かせください。

二井家中部支社の注力市場のお客様に対して、この活動を広げ、一緒に社会課題解決を行いたいと思います。OKIブランドの向上も含めて、そういう活動を継続していきたいですね。そのためには、支社のメンバーにもっともっと浸透させていきたいと思います。

山田ドアノックとして、お客様と対話することで、いろんな新しい切り口で見えてくるものがあると思っています。2020年度は、チーム内で目標を掲げて取り組んでいきたいと思っています。

徳永住民の皆さんにとっての安心・安全や暮らしやすさを目指し、SDGsを自治体の方と住民の方をつなぐキーワードにできたらいいなと思います。

横田OKIは、来年度から、社長直下の組織としてイノベーション推進センターを創設します。そして、OKIのイノベーション・マネジメントシステム「Yume Pro」を来年度から3年間で、グループ全体に広げていきます。
中部支社の取り組みを良き先例としながら、全国の支社で、こうした活動が広がることを期待しています。是非、連携しながら活動していきたいと思いますのでよろしくお願いします。本日は、ありがとうございました。

本記事およびOKIの「Yume Pro」については、こちらよりお問い合わせください。

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