Yumeトーク 特別編
イノベーションを生み出すデザイン。SDGs起点のアイデアを促すシンボル。それがYume Proのシンボルマーク。

プロダクトデザイン部 中尾 浩司
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始まりは「本気でイノベーションを生み出すデザイン」
私のイノベーション推進部での初仕事は「OKIがイノベーションを起こす活動を本気で始める。シンボルマークをデザインして欲しい!」でした。
ワクワクしましたね。今までOKIにはそのようなシンボルマークは無かったと思います。
デザインする上で、自身がどんなデザインにするかを考察することも重要ですが、求められるデザインを生み出し、ゴールに向かうには要求者の気持ち、意識、熱意までも引き出す必要があります。
「誰の」「何のための」シンボルマークであるべきか、イノベーション推進部のメンバーから、考えと熱意を耳で聴き眼で見て、気持ちを受け取ってデザインしました。
メンバーのイノベーションにかける気持ちから生まれるデザイン

Yume Proのシンボルマークは、SDGsの17の課題の色を付けたリボンが、桜の花びらの帯に見立てた共創パートナーに巻き付いている状態を表しています。共創パートナーを桜の花びらに見立てるアイデアは、メンバーの大武さんの「日本を代表する桜の花びらに想いを込めたイメージを加えたい!」「共創パートナーの皆様とすばらしいアイデアを創出している姿を表現したい!」とのヒントから生まれています。またYume Proの頭文字のYに見えるようにも工夫してあります。
正直に言うと、メンバーからの意見を聞いている段階で、デザインアウトプットの方向性は丸見えです。そこからは、視覚的に与えるインパクトやシンボルマークの使われ方を想像して、形をまとめ、楽しくデザインをすることができました。

Yume STでは、シンボルマークの入ったバナーが設置されています。
決定した最終デザイン
デザインとイノベーションにはゴールがないが…
た、だ、し…。ただしです。デザインにゴールはありません。いつまでも考え続けることができてしまいます。昨日の考えたデザインはもう古く、明日生まれるデザインが新しいかと言うとそうでもなく……熱が冷めないうちにゴールすることも重要です。
イノベーション活動においても、熱が冷めないうちにゴールを定めることは重要なポイントだと思います。
そしてYume Proにデザイナーとして参画する決意
始まりはシンボルマークのデザインからでしたが、Yume Proに参画するからには、デザイン思考でイノベーションを起こす活動に熱意と意欲を持ってゴールに向かっていきたいと思います。熱いうちに動けるように!冷めないうちに動けるように!
OKIプロサーブ アドコミュニケーション本部
プロダクトデザイン部 中尾 浩司