中国地区品質経営協会 シンポジウムにて藤原執行役員が登壇しました。

(左から)中国地区品質経営協会 副運営委員長 髙橋 勝彦氏 、JIN 尾﨑 弘之氏、OKI藤原執行役員、JIN 真野 毅氏
12月8日(金)に開催された中国地区品質経営協会 シンポジウムに、藤原執行役員 イノベーション責任者(CINO)が講演しました。本講演は、講演予定のJIN尾﨑さんからシンポジウム運営委員の方々にOKIの取り組みをご紹介いただき、興味を持っていただいた運営委員の方々から講演依頼を受けました。
当シンポジウムは、組織活性化 ・人材育成シンポジウム と題して「イノベーション」と「組織の継続的な成長」をテーマに開催しており、今回は、イノベーション・マネジメントシステム(IMS)とQMSのオーバーラップを意識したフレームワークにフォーカスした講演とパネルディスカッションが行われました。
第一部では、「イノベーション・マネジメントシステム(IMS)時代の到来」と題した講演がJapan Innovation networkから行われました。イノベーションを継続的・持続的に興していくための仕組みであるイノベーション・マネジメントシステム(IMS)の国際規格ISO 56002:2019(ガイダンス)について述べられ、組織的なイノベーション活動の必要性が語られました。第二部では、藤原CINOが「全員参加型で実践するOKI のイノベーション・マネジメントシステム」と題した講演を行い、OKIで取り組んでいるIMSの活動や具体的事例を紹介しました。そして、第三部では、中国地区品質経営協会 副運営委員長 高橋勝彦氏がコーディネーターを務め、JINとOKIの講演者によるパネルディスカッションが行われました。
今回、品質経営に携わる多くの方々から、品質マネジメントを実践している立場でイノベーション・マネジメントシステムとの関係性や導入への課題などの質問が寄せられました。それに対して、JINからは、標準化を推進し先導的立場からIMSとQMSのオーバーラップを意識した制度的な情報や、世界動向からの事例などが紹介され、OKIからは、実践している具体的な内容を紹介し、参加者の方々に納得感を持って理解していただけました。
最後にコメントを求められ、JINではIMSが新規事業創出だけでなく人的資本経営の活性化にも繋がる活動であると紹介されました。また、来年発売予定のIMS解説本の案内もありました。藤原CINOは、講演の締めくくりに、「我々は聞いて勉強する人ではなく、行動/実践する人でありたい」とのメッセージを送りました。
(2024年1月19日 イノベーション事業開発センター)