目白大学経営学部の『サービスマネジメント』の講義にイノベーション推進センターの岩本が登壇しました

2022年10月26日、目白大学(東京都新宿区)経営学部の学生に向けたサービスマネジメントの講義で、イノベーション推進センター企画室の岩本 聡が登壇しました。
この講義では、テレビ業界や映画業界・飲食業界など、様々な業界の組織マネジメントの事例をひも解いています。今回は、OKIの全員参加型イノベーションがどのようなプロセスを経て構築されてきたのか、イノベーション・マネジメントシステムを導入する意義、これまでの経緯と変化について説明し、吉原敬典教授からOKIの取り組みがサービスマネジメント理論ではどのように位置付けられるか解説していただきました。
「イノベーションが当たり前の企業文化を築くためには様々な苦労や課題があるものの、目に見えて社員の意識は前向きに変わってきている。一人一人が自分の取り組むべき全員参加型イノベーションを考えることが増えてきた」と、活動開始当初は、散発的だったイノベーション活動が社内外に認知され、日常的な活動に変わりつつあると人材育成推進者の目線で伝えました。
吉原敬典教授からは、「全員参加型イノベーションを推進するのは組織ではなく、組織に属する一人一人の人間である。日常的なイノベーション活動を目指すOKIは「革新的な組織マネジメント(創造性の発揮)」に位置付けられるが、居心地の良いコンフォートゾーンから変化することは難しい。全社一丸となって文化改革を進めるOKIの事例は大変珍しい」と総評がありました。
受講した学生からは「全員参加型イノベーションを推進する上で普段から意識していることは何か?」、「イノベーション活動に消極的な人に積極的になってもらうにはどうすればよいか?」など多くの質問をいただき、本講義に対する関心の高さが伺えました。
(2022年12月2日 イノベーション推進センター)