Linkers Web Seminarに横田CINO、藤原センター長が登壇!
~OKI “Yume Pro”から学ぶ~ オープンイノベーション徹底解剖

日時: 2021年3月26日(金)15:00~16:30<オンライン開催>
名称:Linkers Web Seminar ~OKI “Yume Pro”から学ぶ~ オープンイノベーション徹底解剖
主催者:リンカーズ株式会社
リンカーズ株式会社が主催する「Linkers Web Seminar」にて横田CINOと藤原イノベーション推進センター長がライブ配信にて講演しました。
~OKI “Yume Pro”から学ぶ~ オープンイノベーション徹底解剖するというテーマで、第一部では横田から「OKIのイノベーション・マネジメントシステム“Yume Pro”」について、藤原センター長から「Yume Proを活用したイノベーション創出事例」について講演しました。第二部では、リンカーズ株式会社 オープンイノベーション・エバンジェリスト(一般社団法人Japan Innovation Network 常務理事)の松本氏がモデレーターを担当し、横田CINOと藤原センター長がパネルディスカッションに登壇しました。まず、モデレーターの松本氏から、オープンイノベーションを成功させるための3要素について、①トップのコミットメント、②現場のやる気、③イノベーション推進部門・機能が重要というポイントについてお話がありました。

質疑応答では、事前に頂いた質問や当日講演を聞いて頂いた質問に回答しました。最初の質問は、OKIでのYume Pro導入のきっかけでした。2017年夏の経営会議で、IMSの動向について説明したところ、一握りの天才ではなくてシステマティックにイノベーションを興すというポイントが鎌上社長の日頃からの問題意識にストレートに響きました。そこで鎌上社長が、横田CINO(当時は政策調査部長)にOKIにIMS導入することを指示されたエピソードを紹介。また、トップの理解を得ることができたポイントとして、全役員を含む約50名のインタビューを挙げました。この作業は大変でしたが、結果的にこの時のアセスメント結果がトップの理解を得る上で、とても役立ったと紹介しました。現場のやる気については、積極的に対外情報発信を行うことで、お客様からYume Proを評価頂けるようになったことで、社内文化を変えていったという説明を行いました。

また、組織の壁に関する質問については、ピッチャーとキャッチャーになぞらえ、投げ手と受け手の連携が重要であるという紹介をしました。IMSを導入し、組織内で共通言語を持つことによって、組織間の連携も円滑化されます。この点については、横田CINOが昨年5月14日の日本経済新聞経済教室投稿で解説しています。
当日は、たくさんの方にご視聴いただきました。イベント終了後もシリコンバレー方式で興味ある方にそのまま残っていただきパネルを続けましたが、多くの方にご参加いただきました。関心の高さが伝わるイベントでした。