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Nov.26,2020

日本マイクロソフト社セミナーに千村塾長登壇!
~お客様の取り組みに学ぶ、ニューノーマル時代リモートワーク最前線~

SUMMARY

2020年11月10日(火)~13日(金)に日本マイクロソフト社が開催したオンラインイベント「お客様の取り組みに学ぶ、ニューノーマル時代リモートワーク最前線」にOKIイノベーション塾の千村 保文塾長が登壇しました。講演内容について、ご紹介いたします。

千村塾長は、セミナー初日の11月10日(火)15:40~16:20に登壇し、「OKIのイノベーション・マネジメント改革とコロナ禍でのMicrosoft 365を活用した全社オンライン研修の取り組み」について講演しました。176名の方がオンラインで視聴されました。

講演概要 OKIのテレワーク

冒頭で、OKIのテレワークへの取り組みの変遷をお話ししました。OKIは2000年前後より障害者雇用の一環で特例子会社のOKIワークウェルにおいてテレワークに取り組み、多くのテレワーク推進賞などを受賞してきました。

OKIのテレワーク

2017年に全社働き方改革プロジェクトを立ち上げ、これまでの経験を活かし、全社テレワーク勤務制度を制定。2020年度には新型コロナ感染拡大防止にも鑑み、テレワークを前提としたテレワーク社員の認定を行っています。上期のオフィス勤務社員の平均テレワーク率は71%と7割を超えています。

OKIのテレワーク勤務制度

OKIのイノベーション・マネジメント改革

次に、OKIのイノベーション・マネジメント改革についてお話ししました。

イノベーション・マネジメントシステムの国際標準 ISO 56002発行

2019年7月にISO 56002イノベーション・マネジメントシステムのガイダンスが発行されましたが、OKIではそれ以前の2017年度よりイノベーション・マネジメントシステム“Yume Pro”の企画・導入を進め、イノベーション推進に取り組んできました。”Yume Pro”は、SDGsに掲げられている社会課題解決をビジョンに掲げ、未来のなりたい姿をお客様と一緒に共創活動により描き、試行錯誤を繰り返すことでイノベーティブなソリューションを生み出す活動を行っています。

何故SDGsにフォーカスするのか?

社内文化改革活動

OKIでは、イノベーション推進活動は一部の部門の活動ではなく、全員参加型の全社活動として推進しています。経営層による文化浸透のためのイノベーション・ダイアログ(社長との昼食を採りながらの対談)やYume Proフォーラム(会長他によるセミナー)、社員の実践支援としてのYume Proチャレンジ(社員によるビジネスアイデアコンテスト)、Yumeハブ(エバンジェリストの育成)を推進するとともに、イノベーション研修などを通して社内文化の変革を進めています。

社内文化改革活動の目的と概況

イノベーション研修は、毎年千名規模の社員に対して、イノベーションの考え方やビジネスモデルキャンバスなどのフレームワークを習得する教育を2018年度から実施しています。

イノベーション研修

コロナ禍でも歩みを止めないために オンライン研修

そのような中で、新型コロナの感染が拡大し、集合型での研修が難しくなりました。オンラインでの研修は以前から検討はしていましたが、少人数での限定的な形態でした。それを全社員対象に実施するための検討と準備に着手し、5月からMicrosoft Teamsを活用したオンライン研修を開始しました。

オンラインでのワークショップ環境構築

オンラインの研修は長時間行うことは困難なため、講義部分は動画であらかじめ各人が受講するスタイルに変更しました。グループワークはTeamsのグループチャネルとグループチャットの機能を使って実施しています。全員へのレクチャー後に各グループチャネルに移動し、カメラをONにしてお互い顔を見ながら、同じワークシートのファイルを編集しながら議論します。各グループにはファシリテーターがつき、議論をサポートするとともにネットワーク障害などでグループから外れてしまった人は事務局がサポートしています。このような運営体制を整備することでオンライン研修が可能になります。

講演の際には、実際にグループワークでのTeams操作の説明の様子を動画で説明しました。

オンライン営業、オンライン工場見学

また、オンライン研修だけでなく、コロナ禍でお客様訪問ができない営業や工場見学ができない生産部門で工夫について紹介しました。

M&S Channel、M&S Salonとは?

営業では、お客様とのコンタクトをリモートで行ったり、営業間での情報共有を行うためにTeamsを活用しています。ただ多くのチャネルが生まれ、どのチャネルに参加すれば良いのかがわかりにくいということでM&S(マーケティング&サポート) Channelという番組形式のサイトを構築、ここから各打ち合わせに参加できます。
また、M&S salonというテーマ別のコラボレーションの場も用意し、その情報を蓄積、共有することで、以前よりも柔軟かつ頻繁に情報共有できるようになったという声を聞きます。

また、埼玉県の本庄市にある本庄工場では、これまで生産受託サービス(EMS)をご検討のお客様に工場見学していただいていましたが、コロナ禍で工場訪問が難しいことから、リモートでの工場見学などのサービスをはじめています。

EMS事業部オンライン工場見学概要

オンライン工場見学では、実際の工場を移動しながら見学する体験をリモートで行うことができます。これにもTeamsを活用しています。講演の中では、実際のオンライン工場見学の様子を動画で紹介しました。

スマート・ワークライフプロジェクト

最後に、今後のOKIの取り組みとして、「スマート・ワークライフプロジェクト」を紹介しました。この活動は、社会課題を解決して世の中に貢献し続けるために、サステナブル(持続的)な事業活動を行っていくため、生産性の高い働き方とワークライフバランスの実現を目的として、テレワークを前提としてオフィス改革や業務の見直しなどを行っていく予定であることを説明しました。

スマート・ワークライフプロジェクトとは

最後に、今後の構想として、イノベーションルームを虎ノ門の他、高崎、芝浦などに設置し、自宅と各地区のイノベーションルームをネットワークで接続し、Microsoft Surface Hubなどの大型マルチタッチディスプレイなども活用して、どこにいてもリアルな感覚でコミュニケーションや研修ができる環境を構築予定であることを説明しました。

イノベーション・ルームの今後の予定

講演後には、数多くの質問をいただきましたが、すべてお答えできないため、Q&Aチャネルで回答いたしました。詳しくは日本マイクロソフト社のサイトをご覧ください。

講演中の千村塾長

日本マイクロソフト社のイベントの概要は、こちらをご覧ください。
https://www.b-forum.net/event/jp1234aaaj/

注)Microsoft、Microsoft Teamsは、マイクロソフト社の登録商標です。

本記事およびOKIの「Yume Pro」については、こちらよりお問い合わせください。

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