塾長コラム「Yume塾便り」第60回
Yumeハブ三期生プログラム開始!
~組織の課題解決に向けて連携を強化~

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2021年7月にYumeハブ第三期を開始しました。Yumeハブは2018年度から行っている各部門のイノベーション活動の中核になる伝道師(エバンジェリスト)です。今期は、Yumeハブの役割を見直し、活動プログラムを強化しました。Yumeハブ三期生プログラムの概要と強化ポイントをご紹介します。
イノベーション関連責任者と連携!
OKIでは、2018年度よりOKIグループ全社員を対象に「イノベーション研修」を実施しており、2020年度末までに3,124名が受講しています。合わせて、研修を修了して、職場に戻って現業の課題に埋没し、イノベーションの創出への活動が停滞しないように、2019年度から各部門に「Yumeハブ」を養成する活動を行っています。これまでに一期生30名、二期生32名が育っていますが、三期生を募集するに当たっては、これまでの課題を踏まえて、Yumeハブの目的と活動を今一度見直しました。イノベーション関連責任者とYumeハブメンバーが連携して、組織の課題解決に取り組むこととし、現場で同じ課題を持つYumeハブ同士の社内ネットワークを構築することで、多面的な課題解決を実践できる人財を各組織に育てるようプログラムを見直しています。
任期を設け、より集中的に活動
その結果、三期生はこれまでで最大の41名となりました。Yumeハブの任期は2年です。今後、一期生はOBとして活動に協力、二期生は異動などの特別な理由の無いメンバー以外はほぼ全員継続します。今後は、三期生のプログラムに一期生、二期生も協力することで人材交流を深めていきます。
Yumeハブ三期生プログラムでは、上期に集中的にイノベーションに関する第一人者の講義を受講し、ワークショップを行い、自らの部門の課題を明確にします。今後、YumeハブのネットワークがOKIグループのイノベーション推進活動を支える文字通り「ハブ」となって機能していくことでしょう。Yumeハブのメンバーには「エバンジェリスト名刺」を与えています。イノベーションで困ったことがあったら、この名刺を持ったあなたの周りのOKIのYumeハブにご相談ください。きっと課題解決のお役に立つよう行動してくれるでしょう。

(沖野一郎は実在しません)
(2021年7月28日 OKIイノベーション塾 塾長 千村 保文)