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Yume塾便り

Jul.3,2019

Yume塾便り「Yume塾便り」 第23回
共創ワークショップのススメ
~株式会社PFU様と共創ワークショップを行いました!~

PFU×OKI共創ワークショップに参加された皆さん
PFU×OKI共創ワークショップに参加された皆さん

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2019年6月に株式会社PFU様(以下、PFU)とOKIにて共創ワークショップを行いました。大変有意義かつ今後のYume Pro活動を進める上で重要なノウハウも得ることができました。その概要をご紹介します。

SDGsと真剣に向かい合う

PFUとOKIとは、金融市場などで協業させていただいており、以前からお付き合いのある間柄です。今回の共創ワークショップのきっかけは、PFUがOKIのイノベーション推進活動Yume Proについて、ホームページなどでその概要をご覧になり、興味を持たれたことから始まりました。今回のプロジェクトは、「PFUと、OKIの取り組みYume Proの連携」と「ポップなプロジェクト」をかけ、通称「ポップロ」と呼ぶことにしました。

ポップロでは、PFUにOKIのイノベーションルームYume STを見学いただき、イノベーション塾での研修内容についてご説明したところ、SDGsからビジネス機会を探索する取り組みに共感していただきました。その後に両社のショールームなどを相互に見学した上で共創ワークショップを開催しました。

共創ワークショップには、PFUから10名、OKIから10名の計20名が参加しました。部門は営業、事業部門、イノベーション部門、研究開発部門と様々です。また、ファシリテーターは私を含めてPFU、OKIから各2名ずつが担当しました。

共創ワークショップは2日開催しました。第1回目は、「SDGsからビジネス機会を探索する」がテーマです。事前にSDGsの169個のターゲットについて、自社の将来の事業と関係のあるテーマを選定してきてもらいました。その上で同じ課題に興味のある人でチームを組みました。選ばれた課題は、ゴール3「あらゆる年齢の全ての人々に健康的な生活を確保し、福祉を促進する」、ゴール4「全ての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する」、ゴール8「包摂的かつ持続的な経済成長及び全ての人々の完全かつ生産的な雇用と働き甲斐のある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する」、ゴール11「包摂的で安全かつ強靭(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する」でした。

各課題について、両社混合メンバーにて議論を行い、具体的な課題に落とし込みました。

第2回目は、第1回目から2週間後に実施しました。その間に対面や遠隔会議で絞り込みをするチームもありました。第2回目は、絞り込んだ課題について「ビジネスアイデアを創る」がテーマです。

アイデアは各グループで100個出す!

第2回目のワークショップでは、両社の強みを活かしたビジネスアイデアを考えました。その際に最初の思い付きに飛びつくのではなく、考えられる限りのアイデアを考えてもらうため、各チームで100個以上のアイデアを出してもらいました。
1チーム5名ですので、一人20個となりますが、重複するアイデアもあり、合計50個を超える頃になると各チームとも静かになってきました。そこで、ウルトラCの施策として、TED Talksで講演された元バンダイ(現在は株式会社ウサギ)の高橋晋平さんの「新しいアイデアのつくり方」のビデオを見てもらいました。高橋さんは、TEDの講演において、しりとりゲームを使って言葉を沢山出し、その言葉と「おもちゃ」を融合したアイデアを考える方法を紹介しています。

このビデオを見た後に、ゴール8を対象とする地方創生チームは、金沢をターゲットに金沢の名産品などのキーワードを挙げ、金沢×PFU、金沢×OKIを考えはじめました。その結果、それまで止まっていたアイデア出しが一気に動き出し、ほぼ100個のアイデアが出てきました。

楽しくアイデアを創出する
楽しくアイデアを創出する

最終的に各チームとも100個のアイデアから具体化したいビジネスアイデアを選定し、ビジネスモデル・キャンバスを作成しました。今後は、PFUとOKIでそのアイデアをどのように深堀りするかを協議していきます。

今回のポップロにより、異なる企業同士がSDGsをターゲットに新しいビジネスを考えていくスキームを試行することができました。参加したメンバーやファシリテーターの満足度は高く、「是非、またやりましょう!」と誓いあいました。

(2019年7月3日、OKIイノベーション塾 塾長 千村 保文)

本記事およびOKIの「Yume Pro」については、こちらよりお問い合わせください。

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