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Yume塾便り

May 10,2019

Yume塾便り「Yume塾便り」 第15回
最初のアイデアと恋に落ちない

ビジネスモデルキャンバスマスタークラス in Tokyoにて
左から加藤担当部長、イヴ・ピニュール教授、藤原部門長、千村塾長、
アレックス・オスターワルダー氏、丹野担当部長

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2019年4月9日~10日、六本木アカデミーヒルズにて、一般社団法人 Japan Innovation Network主催のビジネスモデルキャンバスマスタークラス in Tokyoが開催されました。OKIから経営基盤本部イノベーション推進部の藤原 雄彦部門長、加藤 圭担当部長、丹野 洋祐担当部長とOKIイノベーション塾・塾長の千村4名が参加しました。概要と感想を紹介します。

ビジネスモデルキャンバス考案者直伝ワークショップに参加

ビジネスモデルキャンバスマスタークラス in Tokyoは、ビジネスモデルキャンバス(BMC)考案者のスイス・ローザンヌ大学イヴ・ピニュール教授とStrategyzer()創設者のアレックス・オスターワルダー氏による2日間のワークショップです。BMCに興味を持っている人やBMCを導入されている企業や団体のイノベーション関係者など、約100人が参加しました。

今回のワークショップでは、初日にお二人の著書「ビジネスモデルジェネレーション」と「バリュープロポジションキャンバス」を教材にして、ビジネスモデルのプロトタイピングの方法を4~5人のグループに分かれて議論しました。2日目はビジネスアイデアを検証し、イノベーション文化を醸成し、実行に移すための組織構成についてもグループ討議を行いました。

アイデアは検証と試行錯誤の繰り返し

ワークショップのグループは30分から1時間で交代するため、毎回が真剣勝負です。私がショックを受けたのは約25のグループで議論したアイデアを競い合い、一番優れていると思われるアイデアを提示したとき、アレックスが「さあ、それを破りましょう!」と破ってしまったこと。

アレックスの教えは、「最初のアイデアと恋に落ちないこと」でした。

アイデアは、沢山創出し、検証し、どんどん捨てることが大事だと改めて学びました。OKIでもアイデアコンテストなどを実施していますが、どうしても最初のアイデアに執着してしまいがちです。OKIのイノベーション塾長として、今年も1,000人研修を行う予定です。受講生には良いと思った仮説を検証し、最初のアイデアにこだわらずに、アイデアを絶え間なく出し続けながら、仮説を磨いていくことを学んで欲しいと思います。そのためにも、塾長自ら、新たな研鑽を積んでいきたいと思います。

ビジネスモデルキャンバスについて講義するアレックス・オスターワルダー氏

(2019年5月10日、OKIイノベーション塾 塾長 千村 保文)

※ Strategyzer:ビジネスモデルキャンバスの考案者の一人アレックス・オスターワルダー氏が創立した企業。ビジネスアイデアの具現化のためのワークショップやビジネス創出支援など多岐にわたるサービスを提供している。

本記事およびOKIの「Yume Pro」については、こちらよりお問い合わせください。

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