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CINO ism

(旧:CINOのつぶやき)

May.25,2020

ほぼ週刊 CINOのつぶやき(チノつぶ)第77号
「Yume Proチャレンジ2019」

遠隔でのYume Proチャレンジ2019発表会&審査会での表彰式の様子
(鎌上社長(左上)と大賞、準大賞受賞者)

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オンライン審査会を開催

本コラムでも何度か紹介していますが、OKIでは、イノベーション研修受講者が中心となって参加するアイデアコンテスト「Yume Proチャレンジ」を開催しています。昨年11月から募集を行ってきたYume Proチャレンジ2019は、4月21日にオンラインで2次審査会を開催しました。今回は、一般社団法人Japan Innovation NetworkとOKIのシニア・アドバイザーを兼任いただいている守屋実さんにアドバイザーとしてご参加いただきました。審査会に残った10件について、プレゼンと質疑を実施し、大賞1件、準大賞2件、特別賞1件を選定しました。

Yume Proプロセスで仮説検証

ISO 56002では、イノベーション創出活動を ①機会の特定、②コンセプトの創造、③コンセプトの検証、④ソリューションの開発、⑤ソリューションの導入の5つのプロセスを規定しています。このプロセスを自社向けにカスタマイズしたものがYume Proプロセスです。特に、プロダクトアウトにならないよう、SDGsに掲げられている社会課題から事業機会を探索することや、エンドユーザーのお困りごとを把握することを盛り込んでいる点が特色です。

Yume Proチャレンジ参加者は、Yume ProプロセスStep0の初期仮説を作成してプレゼンを行います。ビジネスモデル・キャンバスを使い、どの様な顧客にどの様な価値を提供するのか、その実現可能性はあるのか、という点が評価ポイントになります。受賞者に対しては、Step0から5までの仮説検証に必要なリソースを提供し、支援を行います。

経営会議メンバーが審査員

Yume Proチャレンジは、Yume Proプロセスをグループ内に広めて定着させるという狙いもありますが、筋の良いアイデアを発掘して事業機会に繋げていく機会でもあります。仮説検証を行い、ファースト・カスタマーを獲得し、ビジネスモデルを確定させ、事業部に橋渡しを行うことになります。こうしたバトンタッチを円滑に行うためにも、経営会議メンバーが審査員となって、OKIの成長戦略から見た期待度やビジネスモデルを評価します。

仮説検証を高速回転で実施

昨年4月に審査会を開催したYume Proチャレンジ2018で大賞を獲得したAIエッジロボットは、受賞後、5ヶ月でCEATECにコンセプト出展し、多くのメディアで注目を集めました。現在、パートナー企業との仮説検証を進めています。
人手不足解消を実現する最先端ロボットとは(eiiconでの紹介記事)

今回、受賞したプロジェクトについても、仮説検証を高速で行いながら、AIエッジロボットに続く、新たなビジネスチャンスを広げるものに成長することを期待しています。

(2020年5月25日、チーフ・イノベーション・オフィサー(CINO)横田 俊之)

本記事およびOKIの「Yume Pro」については、こちらよりお問い合わせください。

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