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株式会社トモズ様 トモズ ビーンズ新杉田店

導入事例の記載内容は取材当時(2020年11月)のものです。

クラス世界最小(※)「C650dnw」を駅前店舗のバックヤードに導入
高速印刷と幅広い用紙への対応で業務効率が飛躍的に向上


株式会社トモズ様
東京・神奈川・埼玉を中心に「トモズ」「アメリカンファーマシー」など200店舗以上展開するドラッグストアチェーン。各店舗に調剤室を併設し、「最も身近な医療機関」というコンセプトを追求している。

株式会社トモズは、都市型店舗の狭いバックヤードでも、訴求効果の高いPOPやポスターを効率的に制作するため、高性能かつクラス世界最小(※)のプリンター「C650dnw」の導入を決めた。

※クラス世界最小…連続プリント速度25ppm以上(A4 片面)のA4カラーLED /レーザープリンターの本体体積において。2020年9月現在。当社調べ。

評価のポイント

  • メンテナンススペースを最小化(※)した超コンパクト設計
  • 耐水紙やB8サイズ用紙など様々な素材・サイズのPOPを印刷可能
  • 消耗品の梱包サイズも縮小し、在庫スペースも削減
  • お客様を引き付ける鮮やかな発色でいくつもの値札をスピーディーに作成

※自社A4 カラーLEDプリンターにおいて

ドラッグストアの激戦区では「スピード」と「POP」が勝敗を決める

「トモズ ビーンズ新杉田店」(横浜市)は、JR新杉田駅直結の駅ビル内にあるドラッグストア。店舗入口はJR根岸線と金沢シーサイドラインとの乗換通路に面しているため、始発から終電まで人の流れが途切れることはない。一方、周辺のショッピングモールや商店街には、複数の競合チェーンが出店。価格や品ぞろえを激しく競い合う激戦地である。
「ドラッグストアは、商品の売価が頻繁に上下します。ライバル店の値段が下がっていたら、どれだけスピーディーに対抗できるかが勝負です。値段を変更したら、いかに早く目を引くPOPで商品の前に提示できるかが重要ですね」と語るのは、店長・齊田実紀氏。競合店がチラシを出せば、すぐにチェックし、「棚札」と呼ばれるPOPの値札を書き換える。本部から、月毎・週毎のセール商品も指示されるので、そのたびに大量の棚札を変更していく。

バックヤードの狭さは都市型店舗が抱える共通課題

消耗品の梱包箱の小型化もスペースの有効活用に貢献
ライバルと戦ううえで、駅ビル内という立地は大きなメリット。一方、テナント店舗ならではの狭さがデメリットになる。品ぞろえが問われるドラッグストアでは、小規模店舗でも季節ごとにいくつもの商品を陳列しなければならない。通路幅をできる限り広げた売場空間はそれほど窮屈さを感じないが、バックヤードの事務室は驚くほど狭い。壁際の棚は、伝票書類や事務用品、備品などが天井までびっしり。肩幅ほどしかない狭い通路は、値札印刷用の大きなプリンターが出っ張っていて、人がすれ違える余裕はない。そのような窮屈な空間の中で大量のPOPを頻繁に印刷し、サイズごとに貼り替える作業は手間がかかる。
「以前は、それしか知りませんでしたから。『業務用プリンターだから、大きくて不便なのは仕方がない』と思ってあきらめていましたよ。でも本音を言えば、ドラッグストアにとってプリンターは小さければ小さいほどいいんです。特に、忙しい時に紙詰まりなどのトラブルが起きると大変でしたね。重くて大きいプリンターを通路に引きずり出して、左右のフラップを全部開けて、手を真っ黒に汚しながら定着器を外して…。印刷スピードも含めて“プリンター待ち”という時間はしょっちゅうありました」と語る齊田氏。
ただし、そうした悩みは「COREFIDO C650dnw」の導入を機に、ほとんど解消されたという。

「COREFIDO C650dnw」のポイントは極小スペース&コスト削減&特殊用紙対応

クラス世界最小(※)の高性能プリンター導入を主導したのは、本社だった。
「当社の店舗はたいてい事務所が狭く、プリンターが大きいとスペースをさらに圧迫してしまうので、できる限りコンパクトなプリンターを求めていました。メンテナンスも5年間無償ということで、今までかかっていた保守費用に比べるとコストもお得で非常に満足しています。今後導入店舗や台数が増えていけば、年間でかなりの経費削減に繋がると思います」(トモズ本社 店舗運営部・大澤清隆氏)
導入の決め手となったのは、幅40cmにも満たない圧倒的な省スペースと低コスト。その二大要素の他にも、店舗スタッフが「感動した!」「びっくりした!」と絶賛する性能があった。
「シールや耐水紙など、印刷するだけですぐにPOPに使えるような特殊用紙に対応しているので、現場も『非常に効率が良くなった!』と本社の予想以上に喜んでいます」(同・大澤氏)
「これまで光沢のあるPOPを作る場合は、印刷後にラミネーターで一枚ずつラミネート加工してからハサミで小さく切っていました。それをプリンター1つで全部できるようになって、作業を全部省けるようになったんですから。一言でいえば『感動!』ですよね」(店長・齊田氏)

POPに最も大切な「赤」の鮮やかさに店舗スタッフは誰もが「感動!」

日々変化するトレンドや需要をキャッチしながら、強力なライバルと激戦を繰り広げる都市部のドラッグストアにとって、POPがもたらす効果は計り知れないと齊田氏は語る。
「うちにとって、値段をアピールするPOPは“無人のスタッフ”ですから。それが目立たなければ意味がありません。だからと言って、一日中事務所にこもってPOPを作っているわけにもいかない。でも、このプリンターが導入されてからは、印刷スピードも速くなったし、鮮やかさにもびっくりしました。POPで一番重要なのは値段の赤色が映えること。色がセピアっぽかったりかすんでいたりすると、お客さんは『ちょっと古いのかな』と思ってしまいますから。今は、新しいものが入っているというのが一目瞭然。値段で競争するうえで、赤が映えるのは本当に助かるし、これだけで売れるような気がします。『こんなに小さいのにここまで!』って、スタッフみんなで感動してますよ」。
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