「子どもの可能性をクリエイトする」という理念を、イベントで表現したかった
CUBiEで催された「チームラボ お絵かき水族館」での子どもたち。VINCI C941dnを活用した「オリジナルタンブラー作り」は大盛況。
戦後復興の中、欧米のすぐれた育児法を取り入れることで、当時の古い日本式育児習慣を大改革しようと、4人の女性たちが開いたファミリア。2014年10月に移転オープンした銀座本店1階には「子どもの可能性をクリエイトする」という同社の企業理念にもとづいて、常設のイベントスペース「CUBiE(キュービー)」を開設。「世界一の体験と感動」をコンセプトに様々なブランドやアーティストとのコラボレーションイベントを行っている。2015年夏休みのイベントでは、「共創」をコンセプトに、デジタルとアナログを融合させたアート作品やイベントを展開するチームラボがイベントスペースのパートナーとなり、チームラボが展開するイベント・アトラクション「チームラボ お絵かき水族館」を行う運びとなった。
今回、CUBiEで行ったのはチームラボアイランドの10あまりのコンテンツのうちの一つである、お子さまが描いた魚の絵をバーチャルな水槽で自由に泳がせる事ができる「チームラボ お絵かき水族館」。ただ「チームラボ お絵かき水族館」は会場でしか楽しむことができない。ファミリアとしては、「なにか思い出に残るもの」を持って帰ってほしいという願いから、季節が夏ということもあり、水族館の透明感に通ずるところから、ファミリアだけのオリジナルタンブラーを作ることを発案し、チームラボに相談した。チームラボの馬渡氏は「ファミリアさんからご相談を受けて、フィルムにきれいに出力できるプリンターを探しました。当初はインクジェットプリンターで、と考えていたのですが、インクジェットプリンターではお絵かきの魚のベースとなる白の部分をフィルムに印刷できないので、白版印刷できるプリンターを探していたところ、ファミリアさんからMICROLINE VINCI C941dn(以下VINCI C941dn)をご紹介いただいたのがきっかけで採用を決めました」。