OKI独自のセンシング技術、AI技術を結集・活用し、
製造業のお客様が抱える課題を解決
OKIが提供するERP・生産管理システムの一つに、Infor ERP LN(Baan)があります。
Infor ERP LNは、ERP・生産管理システムのパッケージであり、受注生産から見込生産に至るまで製造業が求める生産プロセスをサポートする事が可能です。
Infor ERP LNを利用することで、製造業における受注から生産、出荷、サービス業務までの情報を一元管理することが可能です。
統合データベースと製造業向けの充実した機能群により、貴社の発展・変化に応えます。
ひとつのInfor ERP LN環境(サーバー、データベース)で複数の会社(法人)を管理することが可能です。
もちろん各々の会社ごとにInfor ERP LNの環境を構築することも可能です。
この機能を使うことで、実態・将来の業務管理およびシステム運用管理上に合わせて柔軟に
貴社に最適なシステム環境を構築することが可能
です。
会社(法人)の単位とは関係なく、工場や物流センター、営業所などに応じて業務上の管理単位で管理することが可能です。たとえば、複数の製造子会社がある場合や、ヨーロッパ各国の営業拠点をひとつのサプライチェーン環境で管理する場合などに有効です。
この機能を使うことで、
貴社に最適な業務運用管理体系を構築することが可能
です。
Infor ERP LNでは自社管理通貨として最大3つの通貨で管理することが可能です(自国通貨および報告用通貨2種類)。また、取引通貨は無制限に利用可能です。
この機能により、
貴社のグローバル管理体制を強化することが可能
です。
Infor ERP LNは、日本語、英語、中国語(簡体、繁体)、韓国語、ポルトガル語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、オランダ語、スペイン語、などの20言語以上の言語コンポーネントをご提供可能です。
また、ユニコード対応により、
ひとつの環境で複数言語を使用することも可能
です。
複数の生産形態に対応するとともに、異なる生産形態を組み合わせて計画・管理が可能です(
ハイブリッド生産
)。
貴社の製品、半製品、部品の特性に合わせて柔軟に対応するとともに、製品の需要特性の変化に応じた設定変更も可能です。
アプリケーションと技術基盤層が分離したセパレイテッド・アーキテクチャ
アプリケーション(Infor ERP LN)をバージョンアップせずに、OSやデータベース、クライアントのバージョンアップ、置換が可能です。
⇒圧倒的なTCO(Total Cost of Ownership:総所有コスト)低減が可能です。
Infor ERP LN は、受注生産型・見込生産型といったすべての生産形態を柔軟でかつ高度にサポートするシステムです。
統計的在庫管理機能は、各種の予測方法(指数平滑法、多項式回帰法等)により、需要予測シミュレーションし最適解を用いて、 最適在庫と業務効率化の実現 に貢献します。
業務モデル構築ツール(DEM:Dynamic Enterprise Modeler)が標準装備しており、モデルフローを用いてお客様の業務フローに組み替え可能です。また、フロー内の用語は自由に書き換えが可能(お客様の言葉で表現可能)です。
この機能により、全社レベルから担当レベルまでの業務モデル、業務プロセス、そして基幹システムを一元管理することにより、 貴社の発展、変化に対して迅速に、柔軟に 業務モデル、業務プロセス、そしてシステムを 対応 させることが可能になります。
DEMは、システムの導入~教育・運用~改善の様々なシーンにおいて価値の創出に貢献します。
1980年代にBMCS(注1)
パッケージが登場してから、Triton(注2)
→ Baan → Infor ERP LN と製品名を変更するにつれて、機能強化を実施しております。
日本市場への対応も進んでおり、日本商習慣の取り込みや日本商習慣機能の標準化を行っております。
グローバル対応では、42カ国、20言語にも対応しております。
当社導入事例、および顧客導入事例40数社に及ぶノウハウを体系化し、生産方式に合わせた製造ソリューションのテンプレートを提供いたします。
販売予測による見込み生産と受注による製品在庫の引当が可能です。販売/生産/在庫計画による需給調整が可能です。
製品在庫を持たず、半製品(ユニット)在庫とオプション組合せで注文に対応します。
半製品までは見込みで先行生産します(MRP)。
注文により半製品在庫を引当し、製番で製品を生産します(製番管理)。
受注or受注見込みで部品手配と製番での生産を行います。
長納期部品は先行手配します。
部品手配と製造指示を分離します。
受注後に設計を行い、仕様確定後に部品手配~生産を行います(製番管理)。
長納期部品は製番付きで先行手配します。
Infor ERP LN(Baan)の導入は、多くのERP・生産管理システム導入経験で培ったOSM(OKI Standard Method)に基づきERP・生産管理システムの導入を行います。
導入フェーズを3段階に分け、それぞれレビューポイントを設けております。
それぞれのフェーズでレビューを実施する事で、次工程開始の可否判断と要員、スケジュールの見直し等を実施し、確実なERP・生産管理システムの導入を実現しております。
各々のフェーズはSIM1(SIMはsimulationの略) 、SIM2、SIM3と定義し、それぞれSIM1で、ERPパッケージ適合性の確認・システム要件定義の実施、SIM2で業務設計・開発要件定義の実施、SIM3で開発・移行・運用試験を実施いたします。